こんにちは、しろいるかです
今回は2019年9月に三浦半島に日帰りで行ってきた記録です。
旅の全工程
三浦半島、近いけど行ったことがない場所だったので行ってみることに。
横須賀~猿島~城ケ島~葉山
予算(大人二人分)
交通費 約9,000円
- レンタカー:約5,000円
- ガソリン:約1,500円
- 有料道路:約4,000円
その他経費 約16,000円
- ランチ:約3,000円
- ディナー:約10,000円
- 猿島観光:約3,000円
合計 約25,000円
メルキュールホテル ロビーラウンジ「シャンゼリゼ」
横須賀と言えば、海軍カレーです!調べてみると市内に45店舗以上のお店が海軍カレーを出しているようです。
横須賀海軍カレーとは、明治41年に発行された海軍割烹術参考書に記述されたレシピを参考に作ったもので、横須賀市内で出されており、かつ必ずサラダと牛乳を添えることが名乗る条件なのだとか。栄養バランスを考えられている・・・らしいです。
ということで、とりあえず一番行きやすそうな、横須賀のメルキュールホテルというシティホテルの中にあるラウンジで横須賀カレーを提供していたので、そこに行ってみることに。
落ち着いたラウンジです。本来はカフェで使うような場所ですね。しかし、そこにはカレーの街よこすかという黄色いポスターが…。
こちらが海軍カレー。薄いルーが特徴のカレーです。やはりというか、昔懐かしい味でした。なんだか食べて安心します。
海軍カレーだけでなく、なんと現役の海上自衛隊護衛艦「ゆうぎり」で出されているカレーというものもメニューにあり、そちらも食べ比べてみました。こちらはより現代に近いカレーという感じ。ルーがスパイシーです。
どちらも1,500円ほどしますので、コーヒーが飲み放題なので、カレーを食べた後にゆっくりコーヒーを飲みながら、次はどこに行くか探すのが良さそうですね!
どうやら各種護衛艦のカレーが横須賀市内の各店舗でそれぞれ提供されているようです。お店の入口にレトルトカレーが全種類売っていました。
やっぱり微妙に味が違うのかな
どぶ坂通り商店街
横須賀と言えば、スカジャンです。
ここ、どぶ坂通り商店街はメルキュールホテルのすぐ裏手にある商店街で、アメリカンな感じのお店が立ち並ぶ通り。
ここでスカジャンが生まれたのだとか。
アメリカンな雑貨を売るお店もちらほらありました。
猿島
お腹もいっぱいになったので、いよいよ猿島へ。
猿島とは、東京湾にある無人島です。江戸から昭和にかけて、東京湾に近づく外国船から東京や横浜を守るための砲台を置く要塞が設けられており、その遺構が今でも残っているのです。
そして、その遺構が緑で風化した風景があの有名なジブリ映画、天空の城ラピュタに似ているということで、SNSにそういった写真が投稿されて一躍人気になった島(らしい。)
交通手段は横須賀の港から出る船のみ。三笠公園という港の公園を目指して行けばOKです。車でない場合は、横須賀中央駅から歩いて15分ぐらいかかるようです。車の場合、公園近くに有料駐車場が沢山ありました。
三笠公園には世界三大記念艦である戦艦三笠が安置されています。中に入ることもできるのですが、今回は時間が無くパスしました。
ここにも三大〇〇が…!
船に乗って10分ほどで到着。そもそも最初から見えていて、思ったより近かった。運賃は往復で1,400円です。
島の桟橋に近づくと、大量の人が!思っていたより大人気でした。
というのも、猿島は要塞遺構だけでなく、海水浴やバーベキューを楽しむ島としても人気だからのようですね。お客さんも要塞目当ての人とバーベキュー目当ての人がハッキリ分かれるような感じで、なかなかカオスな雰囲気でした笑
ちなみに、今はワンピースとのコラボをやっているのでルフィ達の等身大?フィギュアも飾られていました。
気を取り直し、島の奥へ進むと石造りの建物跡が見えてきて、一気にそれらしくなります。
レンガがしっかり残ってる。
こんな感じのトンネルも途中いくつもあります。
ラピュタっぽい・・・といえばそれっぽいのかな・・・?
多少の高低差もあり、展望台からは海が眺められます。島自体はそこまで大きくなく、一周くまなく歩いても1時間程度で回ることができるかと思います。帰りの船は基本1時間に1本なので、時間配分が大事ですね。
桟橋近くにはビーチもあります。水質は、ちょっと泳ぐにはあれかもしれませんが打ち寄せる波の音が気持ちよいです。
どうもパリピっぽい人が多いと思ったら、この日は夜から島貸し切りでDJイベントが開かれるようでした。なるほど、そういう使われ方もするのか…!
船に乗って島を後にしました。
まるでラピュタにいるような、映える写真を撮るのは難しい…
同じ要塞遺構の島で、ラピュタの島というと和歌山県にある友ヶ島も有名です。友ヶ島の方が島の規模は大きいですが、島には店などもないためハイキングで島の雰囲気を気軽に味わるなら猿島、要塞目当てで行くなら友ヶ島があっているのでしょうか。もっとも東日本と西日本なので、もう片方には気軽には行けないですが。
友ヶ島の写真。似たような感じですが、こちらの方が規模は大きいかも。
自然そのままの感じが強いです。2017年のころの話なので、今はもう少し整備されているのかも。
城ケ島
さて、続いて三浦半島の先端にある、城ケ島へ向かいます。ここで夕日を見るぞ!と思っていたのですが、横須賀からは車で30分以上と意外にも遠く、夕日はすっかり沈んでしまった。
海に突き出している立地にある公園。
夕日が見られなかったのは残念でしたが、虫の音を聞きながら夕暮れの公園を散歩するのが気持ちが良かった。
MARLOWE(マーロウ )秋谷本店
さて、日も落ちたので夜ご飯の時間ですが、今回のもう一つの目的は三浦半島にある、マーロウ本店でディナーをすること!
マーロウとは、ビーカーに入ったプリンで有名なパティスリー・・・ではなく、本来はイタリアンのお店のようです。最近ではGINZA SIX(ギンザシックス)の地下にもお店が出来ており、東京でも気軽にビーカープリンを買うことが出来ます。
しかし、やはり本店でご飯を食べてみたい・・・ということで、本店を目指します。
着いた!店の横の駐車場は勾配がきつく、かなり車を停めづらいので注意です。第二駐車場に停めた方がいいかも。
なんだか怪しい雰囲気の店構え。ライトアップのせいかな笑
本店でもめっちゃプリンを売ってた!ただ本店限定プリンのようなものはありませんでした。
店内は思ったより広く、落ち着いた雰囲気のインテリアでまとめられていました。
メニューは想像力を掻き立てる文字の羅列。これは美味しいお店の予感…!
まずはタコのカルパッチョを頼みました。コリコリしていて凄い美味しい!塩とオリーブオイルの加減も絶妙です。
三浦半島と言えばまぐろ、ということで、本日の採れたて地魚のオーブン焼きがまぐろだったので注文してみました。
マグロの切り身の半分がローストされているのですが、これがめちゃくちゃ美味しい。お魚自体も新鮮でした!お皿も可愛い笑
最後に魚介類の香味スープスパゲティを頼みました。これもスープに魚介の出汁が利いていて思わず飲み干してしまった。美味しい!
デザートもしっかり注文。こちらは最近話題のバスクチーズケーキです。ずっしりと濃厚な味でした。添えてある(ってレベルじゃない多さ)のバニラアイスも、自家製のコンポートがかかっていてチーズケーキと合います。
もちろんプリンも忘れずに。丹波黒豆プリンを食べました。
帰りにマーロウ印のいもけんぴとジャムをお土産に買って、お値段は1万円弱ぐらい。安くはないですが、お値段以上に美味しいお店でした!東京にもレストランの支店が出来たらいいのに。
まぐろは人生で食べたまぐろの中でトップクラスの美味しさだった
三浦半島を満喫した一日だった!