こんにちは、しろいるかです
今回は2018年11月の大分熊本旅行の2日目~3日目、
熊本県の黒川温泉を中心に紹介していきます
初日の記事
- 2~3日目の行程
- 別府から黒川温泉へ(やまなみハイウェイ)
- 黒川温泉
- 三愛高原ホテル(日帰り入浴)
- 宿泊:わいた温泉郷(守護陣温泉)
- そらいろのたね(ベーカリー)
- 長湯温泉 ラムネ温泉館
- 別府タワー
- 東洋軒(とり天)
2~3日目の行程
黒川温泉→守護神温泉に宿泊
守護陣温泉~長湯温泉~別府~大分空港~羽田空港~帰宅
別府から黒川温泉へ(やまなみハイウェイ)
別府から黒川温泉までは高速道路で1時間半、下道でも2時間程度で到着します。
下道だと、日本百名道にも選ばれているやまなみハイウェイ(県道11号線)というドライブコースを通ることができるため、時間に余裕があるならこちらがおすすめ。
これは別府~由布院を結ぶ道。紅葉の時期だったのもあり、目を奪われる光景でした。
途中には観光牧場もあります。こちらはやまなみ牧場というところで、別府から1時間ぐらい運転してちょうど疲れてきたころに登場します。休憩場所にぴったりかも。
黒川温泉
黒川温泉は熊本県にあり、規模はそれほど大きくないのですが、近年人気急上昇中の温泉地です。
黒川温泉の特徴は
- 温泉街の景観に気が遣われており、統一感がある
- 湯めぐり手形を購入すればどの旅館のお風呂も日帰り入浴できる
- 宿によって泉質がまったく異なる
温泉街を歩いてみて、これは人気がでるのがわかるなあと思いました。隙が無いというか、多くの人が思い浮かべる理想の温泉街を歩いている気分。
こちらは温泉街の中心地にある新明館という宿。洞窟風呂が有名らしい。
温泉街の真ん中には川が流れており、橋からの眺めも風情があります。もみじも多く植えられており、11月頃は紅葉がきれいでした。
お昼ご飯を温泉街の目抜き通り、川端通り沿いのすみよし食堂で食べました。
熊本阿蘇の郷土料理の高菜めしとだご汁のセットだったのですが、1000円しない価格でとても良心的でした。味も美味しかったです。
出典:黒川温泉公式サイト
その後はデザートに、同じく川端通り沿いのパティスリー麓で塩麹シュークリームを食べました。
店内は小さいので、店内のケーキや焼き菓子は全て阿蘇市内のお店から運ばれているらしいですが、シュークリームは店内での手作りで焼き立てでした!
出典:黒川温泉公式サイト
三愛高原ホテル(日帰り入浴)
お腹もいっぱいになったしお風呂に入るか!ということで三愛高原ホテルさんで日帰り入浴することに。
三愛高原ホテルは温泉街からは離れていますが、ここも黒川温泉の宿の一つです。
和風の旅館がいっぱいあるのにホテル?しかも温泉街から離れたところ?と思われるかもしれませんが、こちらの露天風呂からは阿蘇ならではの絶景を見ることができるのです。
出典:三愛高原ホテル
こちらの写真はホームページからお借りしているものですが、実物は写真以上の気持ちのいい絶景。
また、解放感のあるお風呂だと混浴のパターンが多かったりするのですが、ここはきちんと男女別。
温泉街から徒歩で行ける距離ではないからか、日帰り入浴客の数が少なくて穴場かも?
すごい解放感
ホテルの雰囲気も高原のリゾートホテルという感じでステキ。
ちなみに、冒頭で紹介した湯めぐり手形は3か所分の日帰り入浴がセットになったものなので、今回は購入しませんでした。
宿泊:わいた温泉郷(守護陣温泉)
日が落ちる前に、本日の宿泊先守護陣温泉へ移動します。
守護陣温泉は、わいた温泉郷の中にある温泉で、宿は1件だけです。
わいた温泉郷のことはこれまで知らなかったのですが、この名前は温泉が湧いた~というダジャレではなく、涌蓋山(わいたさん)の麓に点在する温泉の総称だそうです。
出典:守護陣温泉
かっこいい名前の由来が気になる
守護陣温泉の特徴は
- 全室離れで客室半露天風呂付
- 設備に対して値段が安い(一人6,000円ぐらい)
- プランは基本的には素泊まりのみ
全室離れで露天風呂がついて、一人6,000円って大丈夫なの…?と実際に見てみるまで少し心配だったのですが、当然ながら嘘偽りなくちゃんと源泉かけ流しの露天風呂が付いており、部屋も綺麗な設備でした。
ただ、宿への道が少しわかりづらいため、日が落ちる前に到着した方がよいかと思います。
まず車を駐車場に停めて、宿の敷地に入るとすぐにチェックイン等をしてくれる窓口があります。そこで部屋の鍵をもらって、あとはそのまま自分で部屋に行く形です。
部屋の露天風呂にはお湯は常にかけ流されているわけではなく、脱衣所にコインを入れる装置があり、そこにコインを入れるとしばらくの間どばどばと温泉が出てくる仕組みです。コインは備え付けられているので無料で使えますし、お湯も湯船がいっぱいになるまでは凄い勢いで出てくるので、広い湯船ですが15分もすれば満タンになります。
泊まった部屋の露天風呂。窓を開けて半露天にすることが可能です。
しばらくすると湯の供給が止まってしまうため、温くなったら一旦お湯を捨てて、またコインを入れればOK!初めて見た仕組みなのですが、どうやらこのわいた温泉郷では同じような宿が何軒もあるらしい。値段も安いし、熊本すごい…。
ここは素泊まりなのですが、周りにコンビニは無く、売店もありません。そのため、事前に食料を買い込んでいくか、上記公式ホームページにあるような地獄蒸の宅配をお願いすることになります。この地獄蒸ですが、鉄輪温泉の地獄蒸しと同じで温泉からの高温の蒸気で食材を蒸す料理です。こちらでも食べられたんですね!
地獄蒸しおいしい
そらいろのたね(ベーカリー)
翌日、宿をチェックアウト後近くのパン屋さんへ。
出典:そらいろのたね
守護陣温泉の入口にある小さなパン屋さん。
とても美味しいパン屋さんで、特にクリームパンが絶品でした。
長湯温泉 ラムネ温泉館
ここから大分空港に向けて移動。途中で長湯温泉に立ち寄りしました。
ここは炭酸泉が有名な温泉地で、日本一の炭酸泉と呼ばれているそう。
出典:長湯温泉 ラムネ温泉館
内湯は緑色の濁り湯で鉄のにおいがあります。一方で露天風呂は無色透明なのですが、強力な炭酸泉になっており、30秒も浸かれば全身気泡だらけになります。ちょっと期待したけどさすがにシュワシュワはしなかった。
露天風呂は源泉そのままで30度ちょっとしか無いので、冬場はちょっとつらいかもしれません。(入浴後に体を温めるためにサウナは一応あります)逆に夏場は気持ちよく入れそう。
別府タワー
大分空港に戻る途中、別府を経由するため再び別府市内へ。別府の町にそびえる別府タワーを見て登ってみることにしました。
出典:別府タワー
入場料は300円と格安。東京タワーと同じ内藤多仲さんが設計されたタワーの一つだそう。別府の町は高い建物がないため、見晴らしも良いです。
古い建物ということもあり、展望台のガラスにひびが入っていたりしてちょっと不安笑
駐車場はタワーの向かい側にコインパーキングがありました。
東洋軒(とり天)
旅の最後にとり天発祥のお店、東洋軒へ寄ってとり天をテイクアウトしました。
とり天とは、その名前の通り鶏の天ぷらで大分県の郷土料理。
出典:東洋軒
帰りのフライトの時間が迫っていたため、店内で食べる時間が取れず、泣く泣くテイクアウトに。テイクアウトでもとり天を食べられるのは嬉しいですね。
味付けや食感は唐揚げと似ていますが、純粋においしい。シンプルイズベスト。にんにくの香りが強いので、テイクアウトで車の中で食べるときはお覚悟を笑
テレビ等でも取り上げられているようですが、駐車場の誘導係の方が素晴らしい誘導をしてくれます。ぜひ「東洋軒 誘導係」などで検索して動画を見てみてください!
とり天の味と誘導係の人に圧倒された…
温泉に食事に、大分・熊本を満喫した三日間でした。
どこかにマイル、次はどこに行けるかな?