しろいるか旅行記

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2019年元旦 京都【2/2】「対橋楼」泊 天橋立観光、その後京都水族館でオオサンショウウオを連れて帰る。

こんにちは、しろいるかです
2019年年明け、京都から電車で2時間の天橋立に行ってきました

1日目の記事

※2023年8月追記 対橋楼の外観写真を追加しました。対橋楼は2022年3月に客室の一部リニューアルも行われたみたいです!

天橋立観光の行程

京都駅から特急はしだて天橋立

天橋立観光初日(飛龍観)

・宿泊:対橋楼

天橋立観光二日目(昇竜観)

京都水族館観光

京都駅から天橋立

京都から天橋立へは、京都駅から特急はしだてで移動しました。

運賃は片道で一人4500円ぐらい。高速バスだと少し安いのですが、もともと本数が少なく年末年始は営業していなかったため、今回は諦めて電車にしました。

天橋立は京都駅から特急で片道2時間もかかるため、京都観光のついでというよりは、天橋立とその周辺の観光地(伊根の舟屋や城崎温泉)とセットにした方がいいのかもしれません。

天橋立観光(飛龍観)

天橋立駅に着くと大雨が降っていました。まずは宿に荷物を置いて観光に出かけたのですが、その際にお話しした宿の方曰く、冬の天橋立は非常に天気が変わりやすいから、晴れるかもしれないよ、とのこと。

晴れるのを期待しつつ、天橋立周辺の観光地を巡ります。

まずは、天橋立の名所の一つ、文殊へ。

ここは三人寄れば文殊の知恵の語源である文殊菩薩様を祀っているところで、お参りすると頭が良くなりそう。

出典:天橋立知恩寺 ホームページ

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www.monjudo-chionji.jp

 

続いて天橋立を見に行くことに。

天橋立は近くで見ても地形的な特徴がわかりづらいのですが、両端の山に展望台があり、そこから眺めることで全貌を把握することができます。

天橋立駅川にある展望台から見る天橋立飛龍観、対岸の展望台から見る天橋立昇竜観と呼ぶのだそう。

それ以外にも、周囲の山々にも天橋立が臨める場所があり、中には水墨画で有名な雪舟天橋立を描いた国宝「天橋立図」と構図が似ている雪舟というものもあります。

天橋立、上から見るか 横から見るか

 私たちは宿から近い飛龍観天橋立を見るべく、展望台(日本三景 天橋立ビューランド)へ。駅からも近く、一番気軽に天橋立を臨める場所だと思います。展望台へはスキーのリフト(一人乗り)か、モノレール(ケーブルカーのようなもので大勢乗れる)のどちらかで行くことになりますが、料金は変わらず一人850円です。

随時運行していて天橋立の景色をダイレクトに眺められるリフトがおすすめ。
モノレールは20分に1回の運行です。

頂上は小さな遊園地のようになっており、簡単なアトラクションやカフェ、レストランがありました。

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頂上からの天橋立!荒ぶる竜のよう。

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なんと、晴れた!この間30分も経っていません。天気が変わりやすいというのは本当だった…

虹が出てきた

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 展望台周辺の様子。昭和な感じが落ち着きます。

宿泊:対橋楼

天橋立を堪能して、本日の宿対橋楼さんへ。

対橋楼さんは、天橋立に繋がる橋のたもとにあるお宿。こちらは、部屋からとあるものが見える珍しいお宿なのです。

出典:天橋立観光協会 ホームページ

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橋が回ってる!

天橋立は湾に蓋をするように伸びており、湾の部分と外海部分を繋ぐ運河にかかる橋は高さが無いため、少し大きめの船が通る時には橋が回転して船を通すんですね!この橋が回転する様子を部屋から眺めることが出来るのです。

この橋は廻旋橋と呼ばれ、天橋立の観光スポットの一つです。

天橋立 廻旋橋」で検索したら回っている動画がいっぱいあるので是非見てみてね

夕飯は京都の丹後地方が発祥と言われている(諸説あるらしいですが)ぶりしゃぶを食べました。ぶりの切り身を出汁でしゃぶしゃぶして食べる料理で、美味しかった!

しゃぶしゃぶするとだいたいなんでもおいしい

出典:じゃらん 対橋楼のページ

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www.jalan.net

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お正月だからか、前菜がおせちになっていた!

天橋立には温泉も出ているようで、小さいですが宿の中には大浴場があり、男性用には露天風呂、女性用にはつぼ湯がありました。

天橋立観光(昇竜観)

朝起きて晴天を期待したのですが、残念ながら雨がぱらついていました…

せっかくなので天橋立を歩いて対岸まで渡ることに。

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天橋立の中です。両側が松並木で気持ちのいい道でした。対岸まで1時間はかからないぐらいでしたが、散歩コースのような道なので、対岸まで渡ることが目的であれば渡し船天橋立観光船)を使うのが良いかもしれません。30分に1本あり、10分程度で対岸までたどり着きます。

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松並木をつっきると海岸は海水浴場になっています。かなりのロングビーチ

対岸に渡ったら、まずは元伊勢籠神社を目指します。

この神社、なんと天照大神伊勢神宮に祀られる前に祀られていた場所だと言われているようで、非常に由緒ある神社です。天橋立の対岸まで足を延ばすのならぜひ行っておきたいですね。

出典:元伊勢籠神社 ホームページ

www.motoise.jp

 

元伊勢籠神社の境内を抜けて、もう一つの天橋立の展望台、傘松公園を目指します。こちらも初日に行った天橋立ビューランドと似ていて、ケーブルカーかリフトで頂上に登ります。頂上にレストランやカフェがあるところもだいたい同じ。

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こちらからみる天橋立は、昇竜観と呼ばれるものです。こうして見ると綺麗に対岸まで繋がっています。

帰りは疲れてしまったので、天橋立観光船に乗って駅まで戻りました。

京都水族館

特急はしだてで京都駅まで戻ってきました。時間は夕方3時半。このまま新幹線で東京に帰っても良いのですが、京都水族館に行きます。

京都水族館は京都駅からアクセスが良く、京都タワーのある方の出口である、烏丸口からタクシーでワンメーターです。徒歩だと15分ぐらいかな。

京都水族館は2011年に出来たばかりということもあり、展示の仕方が凝られていて、いわゆるイマドキの水族館です。スカイツリーの麓にあるすみだ水族館と同じ会社が経営しているようで、それも納得のつくりでした。

ここの一番の目玉は…

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オオサンショウウオォ!

でかい… 全長1メーター以上ありそうです。顔がユーモラスで思ったよりもかわいい。

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さっきの写真は小さな水槽でしたが、大きな水槽には何匹もいます。オオサンショウウオ玉みたいになっていました。謎のアオリも貼られている。

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これはぬいぐるみ笑

フォルムや顔のバランスが絶妙でめっちゃ可愛い。もちろんここにしか生息していません。

各サイズ揃っているのですが、その中でもちょっと大きめに見えるものの、LLサイズ(約90cm 3000円)を本当にお薦めします!我が家にも一匹お迎えしました。

京都水族館にはこの子を持って帰るために来たと言っても過言ではない。

実寸大(170cm)のXXLサイズも欲しかったけど、人気過ぎて売り切れていた

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オオサンショウウオ以外にもいっぱい生き物は居ます。ペンギンはかなり近くから見られて良かったです。

閉館間際に滑り込んだので、イルカショーやフィーディング系のイベントはすべて終わっており、少し残念でしたが、通常の時間帯に訪れれば半日近く楽しめる場所だと思います。近くには公園もあり、休日のんびり過ごすのには良い場所ですね。

日も暮れて帰る前に、京都ラーメンを食べるため、京都駅のすぐ裏にある新福菜館 本店へ。

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スープが黒い!しょうゆ味のラーメンです。見た目ほど味が濃いわけではなくあっさり食べられます。

東京にも支店がいくつかありますが、やはり本店は気合いが違いました。京都駅からも近いので、是非帰り際等に寄ってみてください!列が凄いですが、回転率も凄いので1時間は待たないはず…です。

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そういえば、まだ正月三が日でした。京都駅の名所、大階段が素敵にライトアップされていました。

楽しい新年が迎えられた。2020年はどんな年末年始を過ごすのかな。