しろいるか旅行記

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2019年元旦 京都【1/2】 元京都在住者が薦める京都の年末年始(大晦日)の過ごし方

こんにちは、しろいるかです
2019年の年末年始は夫の実家の京都で過ごしました。京都ならではの大晦日の過ごし方の紹介と、年明けに行った天橋立観光を振り返ります!

旅の全工程

【年越し】

晦庵 河道屋→八坂神社→知恩院平安神宮

天橋立観光】
京都駅→天橋立(宿泊)→京都水族館→帰宅

年越しの行程

晦庵 河道屋で年越しそばを食べる

八坂神社で火縄をもらう(をけら詣で)

知恩院で除夜の鐘を聴く

平安神宮で初詣

晦庵 河道屋(年越しそば)

河道屋(かわみちや)蕎麦ほうるというお菓子が有名な京都のお店ですが、そこが経営しているお蕎麦屋さんが晦庵 河道屋です。

ちなみに、京都には、丸太町かわみち屋というお店もあり、こちらの名物は蕎麦ぼうろです。見た目も味もほぼ一緒なのですが、暖簾分けされて現在は違うお店のようです。

ややこしい ちなみに味はどっちも美味しい

お店は京都の繁華街、烏丸・河原町から歩ける範囲の場所にあります。ただ、狭い通りに面しており駐車場は無いので、公共交通機関で来るか、車は京都市御池駐車場に停めるのが良いかと思います。

晦庵 河道屋については、写真を撮っていなかったので、公式ホームページから引用させていただきます。 

出展:晦庵 河道屋 ホームページ

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www.kawamichiya.co.jp

普段から人気のお店のようですが、大晦日は特に人が多く、14時頃に行っても写真の暖簾の外まで列ができていました。とはいえお蕎麦なので回転も速くて、お店の中は意外にも広いので、30分程度で入れます。

京都テレビもここで年越し蕎麦を食べる人々の取材を行っているらしく、夫曰く、過去に食べた時に隣のテーブルの人が取材されていたそうです!

美味しいのはもちろんですが、江戸時代から続く店構え、風情ある雰囲気の店内で蕎麦を食べることができるのがよかったです。

河道屋 本店が向かいにあるので、蕎麦を食べた後に寄ってお土産に蕎麦ほうるを買うのもおすすめ!

八坂神社(をけら詣で)

八坂神社は祇園にある、京都を代表する神社の一つです。

これは大晦日の19時頃に撮った神社入口の写真。

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既に人だかりが凄いです。

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境内では道の両側に所狭しとテキ屋さんが並んでおり、縁日の雰囲気が色濃く出ていました。

八坂神社では大晦日の夜から元旦にかけて、をけら祭が行われています。その中の、をけら詣でという行事に参加しました。(をけら祭の行事は元旦の朝からも色々あります)

出典:八坂神社 ホームページ

古式にのっとって火きり臼と火きり杵できりだされた御神火は、大晦日の午後7時、除夜祭斎行ののち、宮司以下祭員によって、境内に吊された灯籠にともされ、人びとの願いを記した「をけら木」とともに、夜を徹して(大晦日午後7時半頃~元旦早朝まで)焚かれます。

移した火を消さないように火縄をくるくると回しながらの「をけら詣り」は京都のお正月を代表する風物詩です。持ち帰った「をけら火」を神棚の灯明に灯したり、雑煮を炊く火種に用いるなどして新年を祝います。 燃え残った火縄は「火伏せのお守り」として、台所にお祀りします。

www.yasaka-jinja.or.jp

本殿の周りには火縄を持った人たちがいて、その人たちから火縄を買います。売っている人は何人もいますが、ものも値段も同じです。700円だったかな。

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火縄を火種に入れて、火をつけます。

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こんな感じで火をつけたら、あとはこれをぶんぶん振り回しながら、火が消えないように家に持って帰るのです。(実際には危なくて持って帰れないので、途中で消さないといけないですが…。)燃え残った火縄は火伏せのお守りとして家の台所にお祀りすればいいようです。

八坂神社の周辺ではこの火縄を振り回しながら歩いている人が沢山いて楽しかったです。持ち帰ってお祀りすることができるのも、旅の思い出が残りますね。

夫曰く、昔は火のついた火縄を持って電車に乗って家まで持って帰れていたらしい

浄土院総本山 知恩院(除夜の鐘)

続いては除夜の鐘。

京都はお寺が多く、至る所で除夜の鐘を聴くことができますが、有名なのは知恩院の除夜の鐘で、NHKゆく年くる年の中継でよく放映されているところみたいです。

知恩院は先ほどの八坂神社から歩いてすぐの場所にあります。途中円山公園という公園を通っていきますが、大晦日は露店がそこかしこに出ており、席もたくさんあるので、お酒を飲みながら一年を振り返るのも良いかもしれません。

ただ、知恩院の除夜の鐘を聴くためには2時間は並ぶことになるため、お酒の飲みすぎには注意です。

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22時頃の知恩院のシンボル、三門の前の雰囲気です。既に除夜の鐘を聴く人の行列ができています。列の最後尾を探して並びます。お寺を囲むように長い列ができていました。なお、23時頃には門が閉まってしまい入れなくなるらしく、除夜の鐘を聴くためには、遅くとも22時過ぎには行列に並んでいる必要があります。

鐘楼にたどり着くまでに鐘が鳴らされ始めて焦りましたが、ちゃんと鳴らし終わるまでに間に合いました笑

境内で並びながら年越ししました。もう少し早く並べば年越す前に聴けるのかも。

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鐘楼付近の様子。鐘の音は間近で聞くととても迫力がありました。

寒いし人が多くて並ぶのも大変だけど、直に聞く鐘の音にとても癒された

平安神宮(初詣)

ここで既に疲れきっていたのですが、せっかくなので初詣をするために平安神宮へ。平安神宮知恩院から歩いて10分~15分ぐらいです。人の流れが出来ているので、なんとなくついていけばたどり着けます笑

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平安神宮の入口、應天門の写真です。深夜1時頃なのにものすごい人です。
ここでも参道の両側にはテキ屋さんが沢山あり、営業しているお店も多く賑やかでした。

晦日~元旦にかけては電車が深夜も動いているため、最寄りの地下鉄東西線東山駅か京阪の三条駅から帰れます。私たちはだいぶ疲れが限界まで来ていたためタクシーを見つけて帰りました。

だいぶ長丁場だったので、除夜の鐘を聴いたら帰宅して翌朝初詣でも良かったかも。

京都の年末年始を満喫した!

年明けの天橋立観光編はこちら

 

なんだかこちらの記事がよく検索にかかるみたいなので、そのほかの京都記事へのリンクを整備しました。

京都の年末年始(大晦日)の過ごし方 その2の記事はこちら

2020年、京都で年越しをしたときの記事。

 

そのほかの京都旅行記はこちら

春の旅行。

京都の定番スポットを一泊二日で巡ります。

 

夏の旅行。

五山の送り火(大文字)をみて、貴船の川床体験や比叡山の宿坊に泊まったり。

 

秋の旅行。

嵐山の鵜飼にトロッコ電車、オープンして間もないHOTEL SEIRYU KYOTO内のブノワでおいしいフレンチディナー。