しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2020年9月 京都【1/4】祇園にある老舗天ぷら屋、圓堂で絶品の天ぷらコースランチをいただく!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年9月の京都の旅の思い出です。

旅の全行程

嵐山のトロッコ・鵜飼見学をメインに、京都の各地でおいしいものを食べる旅になりました。

【一日目】
祇園圓堂でお食事
宿泊:アーバンホテル京都四条プレミアム

【二日目】
まるき製パン~宝厳院~トロッコ~うなぎ廣川~嵐山鵜飼見学
宿泊:ホテルエムズプラス四条大宮

【三日目】
東華菜館~祇園お散歩~三十三間堂京都国立博物館~ブノワ京都~夜の祇園散歩
宿泊:テラス清水京都

【四日目】
朝の清水寺拝観~前田珈琲高台寺店~帰宅

この時期は一泊2,000~3,000円ほどとビジネスホテルの宿泊料がとにかく格安で、気が付けば全泊ビジホになっていた。。

天ぷら 祇園圓堂

天ぷらというと江戸のイメージが強いですが、京都にも圓堂という老舗の天ぷら屋さんがあります。

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新幹線の京都駅のホームにも看板が…!

これはどことなくインバウンド向けっぽい看板ですが、明治期に創業したという、100年を超える老舗みたい。

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場所は祇園八坂通という、有名な五重塔八坂の塔)からまっすぐに伸びる通りにあります。電車で行くと最寄り駅の祇園四条から15分ほどかかり、京都駅からだと祇園四条までも乗り換えが必要だったためタクシーで京都駅から直接行きました。確か1,500円ぐらいだったかな。

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ホームページだと道路を挟んで本邸、南邸、西邸の3つに分かれて記載されていますが、建物は確かに分かれているものの実質的には1つのお店です。

それぞれの個室の大きさだったり、カウンターの空き状況を考慮しながら予約人数に応じて振り分けられるようです。本邸が良いとか、希望があれば伝えるとよいかも。ちなみに南邸も本邸も写真を撮っていませんが、本邸と同じような和風な見た目です。

私たちは本邸のカウンター席になりました。

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中はこんな感じ。カウンターの中では天ぷらを揚げる場所があり、まさに目の前で揚がった天ぷらを一品ずつ提供してくれるコース仕立てです。

税サービス料等込みでお昼はだいたい6,500円から、夜は12,000円からみたいですね。

お昼の一番安い「」コースをいただきました!一休から予約すると同じお値段で乾杯用のシャンパンが一杯つきました。

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先付けのゴマ豆腐だったかな?

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まず名物のとうもろこしの天ぷらです。衣がサクサク、中のとうもろこしは甘くておいしい!

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続いてえびのすり身のかまぼこだったかな?これもサクサク。

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えびが2尾。

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えんどう豆のコロッケ。こちらも名物らしい。ほくほくでした。

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えびの詰め物をしたしいたけ。

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なんだっけ・・・笑

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たぶん銀杏。

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あゆ1匹です。直立してる・・・。頭の部分は固いしえぐみがあるのであまり好きではないのですが、これは丸ごとおいしく食べられました。

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万願寺とうがらし京野菜のひとつですね。

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たぶん白身魚

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お口直しのサラダです。上に載っているのがさつまいものパリパリ揚げみたいなやつで天ぷら屋さんらしい一品でした。 

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最後はかきあげ天丼です。甘辛いたれでご飯がすすむ・・・

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最後はグラニテでした。何味だったかな。

次から次へと揚げたての天ぷらが出てきて、どれも衣の付き具合、揚げ具合が絶妙なのはもちろんのこと、品数も多くボリュームたっぷりだったにもかかわらず後味が全然脂っこくない!非常に美味しい天ぷらでした。

自分の中で美味しい天ぷらのハードルが明らかに引き上げられた気がする

こんな美味しい天ぷら食べてしまうと、普通の天ぷらで満足できなくなってしまうのが欠点か…

宿泊:アーバンホテル京都四条プレミアム

用事を済ませて本日の宿へ。

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最近できたきれいなビジホです!

阪急大宮駅から歩いて5分ぐらい、繁華街からはちょっとだけ外れた場所ですが、堀川通という大通りに面しているので場所もわかりやすいです。

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お部屋は普通のツイン。

大浴場もついていて、チェックアウトも11時という優良ビジホだった

朝食は今回つけなかったけど、1階にあるレストランもきれいで良さげ

まるき製パン所

翌朝、嵐山に向かうのですがその前にホテルの近くにある評判のパン屋さんで朝ごはんを買っていきます。

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まるき製パン所はベーカリーというよりはパン屋さんって表現がぴったりです。

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並んでいるのは観光客というよりは地元民の人が多いところもポイントですね。これは朝10時ぐらいの様子。

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パンはどんどん焼かれていますが、欠品がかなり多いので、その時あるものを買う感じです。中でもコッペパンが評判で、焼き上がりを待つ人も結構いました。

昔懐かしい味つけですが、しっかりと作られていて人気があるのもうなづけます。早朝から営業しているので、四条大宮周辺のホテルに泊まったら朝食をつけずにパンを買って食べるのもいいかもです!

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ちなみにめっちゃ住宅街の中にあります。駐車場は一応あるものの期待できる数は無いので、地元の人は店の前でパンを買う人だけ降ろして、少し離れた場所に路駐して待っているパターンが多かったです。車で行くならあらかじめ近くのコインパーキングを探したほうがよさそうかな。

京都は全国的にもパンの消費量が多いけど、まるき製パン所を見ると、まさに市民の生活に根差してる感じ

次は四条大宮駅から京福電鉄嵐電)に乗って嵐山へ。宝厳院の美しい庭園やトロッコに乗って保津峡の渓谷美を堪能したり、夏限定の鵜飼見学、おいしい鰻の名店で嵐山を満喫します!

見返してみたら全ブログ記事の約1割が京都旅行の記事でした。

2021年に行きたい国内のホテル・旅館まとめ 15選

あけましておめでとうございます、しろいるかです
元日ということで、今年旅行で行ってみたいなぁというお宿を自分用にまとめてみたいと思います

今回は、一度も泊ったことがないが今後泊まってみたい宿に対象を絞って、各地域でいくつかあげてみたいと思います。もちろん行ったことがないので、お写真はお宿のホームページから拝借させていただきました。

お宿の評価は温泉に主眼を置きがちなので、必然的に温泉宿が多くなってしまったかも。お宿のお値段は一泊二食付きで2名1室が前提で書いています。

坐忘林(北海道 ニセコ

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北海道のニセコにある、全室かけ流し露天風呂つき、全15室の小さなお宿。

各部屋にある大きな露天風呂でニセコの森林を眺めていたら癒されそう…!お食事もとても美味しそうです。

お値段は時期によりますがだいたい7~8万ほど。

泊まれる日は来るのだろうか

地の涯(北海道 知床)

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北海道のまさに地の果て、知床にある秘境のお宿。冬季休業で営業は春から秋にかけてのみらしいです。

お部屋にもよりますが、だいたい1泊2万ぐらいみたい。むしろここまで行くほうが大変そう。

ターコイズブルーやエメラルドに変色するという源泉がかけ流されたお風呂に入りたい!

夏瀬温泉 都わすれ(秋田県 田沢湖周辺)

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秋田県の角館や田沢湖に近い、乳頭温泉郷にも近いあたりにある、わずか10室の温泉旅館。このスイートの客室露天の写真を見て、これはぜひ行ってみたい…!この解放感溢れる湯舟につかったら気持ちいいだろうな~。

お値段は全室客室露天付きで、スイートだと一泊4万ちょっと。普通のお部屋だと3万ちょっとです。

夏場は虫が多そうだし、それ以外の季節がベストシーズンかな?

国見温泉 石塚旅館(岩手県 雫石町

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岩手県雫石町にある、温泉好きからは有名だというお宿。緑色のお湯が特徴的で、温泉好きなら一度は入らないと!みたいな感じらしい。こちらも冬季休業なので宿泊できるのは5月から11月ごろまで。お値段は1万円ほどとリーズナブルです。

秘湯を巡る旅もしたい。秘湯の中ではメジャーなんだろうけど乳頭温泉郷とかも一度も行けていない…

赤倉観光ホテル(新潟県 妙高高原スキー場隣接)

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新潟県妙高高原スキー場に隣接するホテル。スキー場隣接でありながら温泉にこだわっていて、雲海を見ながら入れる露天風呂や、絶景の客室露天に入ってみたい。

レストランも洗練されているようで、ホテルの上質さと温泉の良さの両方を楽しめそう。お部屋はバリエーション豊富で、露天風呂付だと3~4万ぐらいします。

スキー重視派のためか、お安く泊まるならシングルのお部屋なんかも用意されてるみたい

評価も高いし気になるお宿

高峰温泉(長野県 アサマ2000スキー場隣接)

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標高2000メートルの雲上の露天風呂が名物。日帰り入浴をやっているけど、このお風呂に入れるのは宿泊客だけみたいなので、宿泊して入ってみたい!

お値段は1万5000円ほど。

スノーシーズンは車で直接いけないので、スキー場から雪上車で送迎してもらうという変わった体験もできるみたい

まさに秘湯だ

大島温泉ホテル(東京都 伊豆大島

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伊豆大島には日本唯一の砂漠があるらしい。(鳥取砂丘砂丘!)

そして伊豆大島で唯一源泉かけ流しの大浴場のあるこちらのホテルに宿泊して伊豆大島観光をしたいな!

プランにもよるけど一番安いお部屋なら1万ちょっとで宿泊できそうです。

露天風呂ではないけど、源泉を引いた内湯のあるお部屋もあるみたい

離島の温泉ってなんだかワクワクするね

金乃竹 仙石原(神奈川県 箱根)

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箱根の仙石原にある高級旅館。全11室に客室露天がありますが、白濁の硫黄泉を客室露天でかけ流している貴重な旅館です。

写真の客室露天は金乃竹スイートのお部屋みたい。客室露天をお部屋の間取りの真ん中に据えているという、まさにお風呂を楽しむためのお部屋!泊まってみたい…。

お値段は金乃竹スイートだと6万ほど、一番安いお部屋だと4万ぐらいみたい。

客室露天で硫黄泉は管理が大変そう

竹林庵みずの(静岡県 熱海 網代温泉

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熱海の少し南、網代温泉の高台に位置する全14室の温泉旅館。かけ流しの客室露天からの眺望が抜群に良さそうで、これは風が強くない夏場とかにぜひ泊まってみたい!

写真は見晴らしというお部屋の客室露天。ちょうど中間クラスのお部屋で、4万円ほど。一番安いお部屋だと3万を切って泊まれるみたい。

網代温泉は熱海と違って、茶褐色に濁った源泉のお宿がいくつかあるみたいだね

アマネム三重県 伊勢志摩)

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有名なアマンの経営する伊勢志摩にあるホテル。写真は一番安いスイートのお部屋だけど、それでも一部屋で20万以上!

英虞湾を見渡せる絶景のお部屋とお風呂。もちろんお部屋だけでなくプールや温泉などのホテル施設も完璧っぽい。何か記念とか、そういうときにいつか泊まれたらいいな。

あこがれの宿

伊根の舟屋 雅(京都府 奥伊根温泉)

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京都府天橋立のさらに北にある伊根の舟屋にある一棟貸しのお宿。船の格納庫と家屋がセットになっており、湾にせり出した独特の形状が特徴の舟屋を改装してお宿に仕立てており、近くにある油屋という温泉宿が経営しているからか、運び湯ですが温泉の客室露天が楽しめる!舟屋の宿泊体験と、海抜0メートルのお風呂に入るという一石二鳥が楽しめそうなお宿。

宿泊は素泊まりプランだけで、2万円ほど。夜ごはんは舟屋群の中にある小料理屋みたいな場所で食べるのもまた良さそう。

こういう地域独特の建築物に泊まりたい

碧き島の宿 熊野別邸 中の島(和歌山県 那智勝浦)

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モルディブのように一島一リゾート…とまでは言わないけど、小さな島にこのホテルのみがあるという贅沢なホテル。温泉がとにかく評判で、豊富な湯量をかけ流した硫黄泉というのはもちろんのこと、この絶景!

客室露天のついているお部屋もあるみたいだけど、大浴場がこのすばらしさだったらなくてもよいかも。一番お安いお部屋でも一泊3万ちょっとと良いお値段します。

専用の船でホテルに行くって特別感があるのが良いね

こういう宿に泊まってみたい

祖谷温泉(徳島県 祖谷渓谷)

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徳島県祖谷渓の中にある秘境の温泉宿。特徴はなんといっても谷底にある露天風呂までケーブルカーで行くという体験ができること!お湯ももちろんかけ流しみたい。

客室露天のあるお部屋もあり、そちらでは高台から温泉につかって渓谷美を楽しめるみたい。

一番安いお部屋だと2万ちょっと、客室露天のお部屋だと3万5000ぐらいはしそう。

ケーブルカーに乗って温泉に行く体験だけであれば、なんと日帰り入浴を受け付けてくれているようなので、それで様子見するのもありかな?

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ(大分県 別府)

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2019年に別府にできたインターコンチネンタルホテル。外観や内観はスタイリッシュなラグジュアリーホテルだけど、なんと大浴場があって素晴らしい眺望の露天風呂が楽しめるみたい。

クラブフロアだと客室露天もついてて、贅沢な時間が過ごせそう。もちろん、お値段も贅沢な感じで普通のお部屋で3万以上、クラブフロアで6万以上はしそう。

ホテルのラグジュアリー感と良質な温泉の両立を実現

ANA BEACH GRAMPING in 沖縄(沖縄県 本島 ※伊江島

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ANAが手掛けるグランピングツアー。沖縄本島からフェリーで30分の伊江島というところで、1日1組だけのグランピングができるみたい。沖縄のビーチ沿いでグランピングをしてみたいな…。

ANAの飛行機+ホテルのダイナミックパッケージで予約することしかできないみたいだけどどのみち沖縄には飛行機で行くからあんまり問題ないか。

試しに3月ぐらいで検索をしてみたら、往復航空券と、グランピング一泊がセットで6~7万円だった。ハイシーズンだともっとお値段はあがりそう。

南の島でグランピングは夢。ただ雨だった時が怖い…

 

他にもいろいろ行きたいところはあるけどきりがないのでここらへんで終わります。

今年は良い年になるとよいですね!楽しく旅行ができますように。

まだまだいけていない、国内を巡るぞ!

海外もまたいつか、行けるといいね!

2020年8月 熱海伊豆【3/3】「赤沢迎賓館」泊 日本唯一の濃縮海洋深層水かけ流しの客室露天が素晴らしい宿

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅、熱海の後は伊豆高原駅まで行き、赤沢温泉で2泊しました。

熱海温泉の観光スポットやお店紹介記事

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伊豆高原駅

熱海駅からはだいたい普通電車に揺られて1時間弱で到着。電車によっては途中の伊東駅で乗り換えが必要になるものもあるようなので注意です。

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進行方向左側の車窓からはたまに海が見えます。

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駅の周りは観光地っぽいのかなと思いきやそんな感じでもなく、静かな雰囲気です。伊豆高原は車で来る人が多いのかもしれないですね。

赤沢温泉への無料送迎バスはやまも口(南口)側から出ていました。

赤沢温泉郷とは

さて、本日宿泊する宿があるのは赤沢温泉。ここは、なんとあの化粧品で有名なDHCが経営する温泉リゾートなのです。

赤沢温泉郷といっても旅館はDHCが経営する赤沢迎賓館赤沢温泉ホテルの2か所だけです。いわゆる本来の意味で使われる温泉郷とは意味が異なって、DHCが経営する温泉リゾート全体の名前みたい。

今回は赤沢迎賓館のほうに宿泊しましたが、2泊して施設全体を満喫したので一つずつ紹介したいと思います!

 出典:赤沢温泉郷ホームページ

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ちなみに送迎バスはすべての施設を周ってくれるので安心。

この地図は実際とは縮尺が少し違っていて、ビストロ赤沢伊豆高原赤沢温泉ホテルの間は1Km近く距離があり、歩くと10分はかかるので大変です。

赤沢迎賓館~ビストロ赤沢伊豆高原までは一つの施設って感じで十分徒歩範囲だった

赤沢温泉ホテルおよび日帰り温泉館側へ移動するには送迎バス利用が現実的かな

赤沢迎賓館

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夜の写真しか撮っていなかったけど、立派な門構えです。

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ちょっとわかりにくいけど車寄せのところ。竹が植えてあり高級感が出てます。

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迎賓館って名前を付けるのはなかなかすごいと思う。

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建物は2階建てです。中庭を望む広い窓で解放感のあるつくり。

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ここでチェックインしている人もいました。

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フロント兼ロビーのような場所。なんだか迫力のある絵が飾ってありました。豪華絢爛な雰囲気です。

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奥にはガラス張りの調理場があり、何人ものシェフの人たちがせっせと夜ご飯の仕込みをしていました。

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調度もこだわっているようで、これは西陣織の壁掛けなんだとか。

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お部屋に行く途中にはマッサージ器とかが置いてある談話室っぽい場所。

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お部屋はすべて同じ作りの14室+特別室1室の15室のみなのに館内はゆったり広々としたつくりになっていて、宿泊客とはほとんど逢いません。

赤沢迎賓館(お部屋 ゆり)

私たちが泊まったお部屋は2階のゆりというお部屋でした。1階部分だと庭園に面しているようでそっちをリクエストしていたけどしょうがない。

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お部屋には全部お花の名前がついているみたい。

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お部屋に入ったところにある置物のライティングがかっこよすぎた。

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お部屋は小上がり的になっているベッドルームと、和室の2部屋ですが、全体では70㎡ほどの広さでとてもゆとりのある空間になっていました。細部までこだわりが感じられるつくりで、写真をきっちり撮っていないけど欄間の装飾や、和紙を使ったベッドルームの仕切など、随所に高級感が伝わってきます。

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洗面台はダブルシンク。地味にありがたかったりします。

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すごいのがこのDHC関連アメニティの量!女性用は一通りの基礎化粧品はもちろん、リップクリームやフェイスパックが、なんと市販の製品まるごとアメニティになってます。ついお値段計算していくと定価ベースでこれだけで1万円超えてる・・・

男性用は女性用よりは少な目ですが、育毛剤なんかもありました。

さらにこれ、初日にさっさと袋にしまっておいたところ、連泊の清掃の際に全く同じアメニティがセッティングされていました。たぶん、袋にしまっていなくても普通にもう1セットもらえるのだろうけど…

まさかもう1セットいただけるとは思っておらずとにかくビックリ

自分で使っていますが、なかなか使い心地は良いです!

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お風呂は手前にシャワールームがあって、奥に露天風呂があります。

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アメニティの量やらに興奮冷めやらぬ中、とりあえずお茶を用意していただいて落ち着きました。羊羹もおいしかった。

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和室のほうも、磨かれたテーブルに映り込む緑が素晴らしいです。というかこれって京都の瑠璃光院みたいですね。

完全に一致

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ウッドデッキには露天風呂があります。シャワールームからだけでなく和室からもダイレクトに行けます。

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この露天風呂もとても広い!タテの長さはそこまででもないですが、横にとても長く、足を伸ばしても全然届かない。3メートル近くある気がする。

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2階のお部屋は庭園に面していないものの、隣のほうにさえぎるものがないので広がりがあります。これはこれで良い!

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夜になると雰囲気が出ます。

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忘れてはならないのがこちらのお湯、温泉ではありません。しかしただの沸かし湯でもなく、DHC特製の濃縮海洋深層水が贅沢にもかけ流しされてます!

海洋深層水とは、つまりは海の深いところから採取した海水で、通常の海水に比べミネラルなどが豊富に含まれているみたい。ここではそれを濃縮したものを利用しており、含まれる成分も濃くなり、とくに塩分濃度が非常に高いのが特徴として感じられます。

通常の海水の塩分濃度がだいたい3%ちょっとぐらいらしいのですがここでは5%ほどとなっていて、入ると強い浮力を感じます。露天風呂で力を抜くとプカプカと浮ける、浮遊感が味わえるのはたぶん日本でもここだけな気がする。

お湯ざわりは若干ベタつきますが気になるほどではなく、無色無臭の温泉よりもむしろ温泉らしいような、最初温泉じゃないと聞いて残念だったのですが、帰るころにはむしろ温泉よりも濃縮海洋深層水で良かったと思うほど気に入りました!

温泉好きでもきっと満足できるお湯

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お外の木々もいい感じにライトアップされていて幻想的です。強い光で虫寄せの効果もあるのか、周りは木々に囲まれているのに夕方~夜になっても気になるほど虫もおらず快適に過ごせました。

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カワイイ蚊取り線香も用意されていて、夜のターンダウンの際に灯してくれます。これも効いていたのかも。

赤沢迎賓館(大浴場)

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大満足のお部屋のお風呂でしたが、大浴場もあります。

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男女ともに24時間使えます。

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大浴場も温泉ではなく海洋深層水が使われています。ただしこっちはかけ流しではなく循環との併用式になっていました。また、濃縮なのはお部屋の海洋深層水だけだそうで、浮力が違います!お部屋のお風呂と浮き具合を比べてみると楽しい。

あと、忘れてはならないのが広くてきれいなサウナもバッチリ完備されていて、これも素晴らしいポイントでした!

赤沢迎賓館(夜ごはん)

こちらの夜ご飯はお食事処でいただく形。会席料理のコースです。

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このお盆のうえにお料理が運ばれてきます。

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本日のお料理表。途中にお口直しがあり、その後に炊き合わせが来るというあまり見ない順番でした。

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一皿目はアミューズの海鮮のゼリー寄せ的なもの。ソースの味付けが素晴らしかった。

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続いて前菜。お酒に合いそうな濃いめの味付けですが、ぱくぱく食べれてしまう。

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汁物。玉蜀黍仕立てって何かわからなかったけど、とうもろこしって読むんですね!

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お刺身。身もぶあつく新鮮なおさかなだった。

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焼き物。ちょっと写真が暗くなってしまったけど魚とお肉のよくばりセットで満足。

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お口直しのグラニテ。シャーベットなのに濃厚なトマトの味。

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炊き合わせ。あっさりとしたお味のお皿で、締めにもっていく感じ。

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最後のごはん。あなごの炊き込みご飯が美味しくてお替りしてしまった。

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デザートは何だったかな。お味は忘れたけど手の込んで作ってある感じのアイスとフルーツ。ちょうどいい量だった。

お料理は全体的にどれも安定して美味しいものでした。大満足!

連泊しましたが、夜ご飯を付けたのは2日目だけ。初日は後述するビストロで食べましたが、二日連続こちらでいただいても、きっと和食に飽きることなくおいしく食べられたと思います。

赤沢迎賓館(朝ごはん)

朝ごはんも夜ご飯と同じ場所です。個室になっています。

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朝はお庭を眺めながら。

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本格的に食べる前に梅干しをいただくと胃が活発になるらしい。が、とにかくすっぱい!!

これは活発になるわ

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お野菜。十分すぎるほどの量ですがどれも新鮮。

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お漬物も大量。京都から取り寄せているお漬物らしい。どこのお店のものだろう?

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白ご飯とごはんのお供セット。最初のごはんの量では圧倒的に足りない…!もちろんおかわりできます。

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さらに干物がついてきます。4種類ぐらいから選べるのですが、せっかく伊豆なのでキンメダイを選びました。脂がのっていておいしい!

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こっちはなんだったか忘れましたがおいしいやつです。

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二日目の朝食も最初に梅干しからの大量のお野菜、漬物は同じでしたがごはんのお供セットの内容が全く違っていました。やっぱりご飯をがっつり消費できるラインナップです。

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食後はコーヒーとフルーツでゆっくり。

ビストロ赤沢伊豆高原

プランによっては夜ご飯がついていないものもあり、その場合はたいていの場合こちらのビストロでいただくことになると思います。私たちもそうしました。

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赤沢迎賓館からは歩いて5分ちょっとの距離。

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夏祭り?のようなにぎやかなライトアップの予兆が。

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外観は和洋折衷な感じ。

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遅めに入って、食べ終わった後に写真を撮ったのでほぼ誰もいませんでしたが、食べているときは適度に人がいました。

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内装はいい感じのモダンさです。

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ビストロなのでやっぱりワインなのかな?ということでワインを頼んでみました。

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アラカルトで頼んだのはまずカルパッチョ。思ったより小さかった笑 けどお魚はプリプリだった。

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こちらはチーズグラタン的なやつ。ややエスニックな味付けで好みだった気がする。

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たまたまニクの日だったみたいで、お肉が安かったのでステーキ。

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ピザ窯もあったのでシーフードピザを頼みました。カリカリでいい感じだった!

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立派なピザ窯でした。

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カウンターで食べるのもおしゃれですよね、少しハードルを感じてしまいますが…。

5,000円からのコース料理もあったのでしっかり食べるならそちらでも良いかも。お酒1杯と、やや少なめのアラカルトの注文で1万いかないぐらいでした。

赤沢迎賓館は夜も朝も和食なので、連泊するときはこっちで気分を変えても良さそうですね!

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なぜか敷地内で手持ち花火が楽しめる場所があって、花火セットもビストロ内で売っており、思わず花火を楽しんでしまいました。

線香花火の写真がいい感じで撮れた!

赤沢ボウル

赤沢温泉郷にはボーリング場も併設されてます。

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武家屋敷かと思うような雰囲気の場所にある、

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ボーリング場とは思えないような感じの建物が赤沢ボウルです。ただ、中に入るととても普通のボーリング場でした。

赤沢迎賓館宿泊者のみ、こちらの個室を利用することができるらしく、その個室が豪華だというので気になってボーリングを久しぶりにやってみることに。

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これが個室です。

えっ、広くない…!?

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これ、完全に大人数で貸し切りで楽しむやつだ。

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司会用のブースまであります。バブリーですね。周りで雑音が一切しない広い空間で、二人だけでボーリングをするという不思議な体験でした。

迎賓館に泊まったなら個室ボーリング、試してみるのもおすすめです笑

赤沢スパ

DHCといえばやはり健康面も忘れてはいけないです。

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こちらの赤沢スパも、迎賓館宿泊のプランによっては無料で利用することができます。

中は水着を着て楽しむエリアになっていて、海洋深層水を使ったプールでエクササイズしたり、泥パックが楽しめるスチームサウナなどがあってなかなか面白いです。迎賓館の宿泊プランに入っていれば、水着やタオルなども無料で何度でも借りられるので、手ぶらでも気軽に行けました。おまけに迎賓館からは内部で繋がっているので外に出る必要もありません。

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中にはDHC直営のショップがあったり。こんなにいろいろ製品あったんだ…。

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マッサージエリアも。

健康になれた感じ!

赤沢フィットネスクラブ

こちらはフィットネスマシンが一式揃っているフィットネスクラブ。赤沢スパの隣にあります。

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ここも迎賓館に宿泊していたらトレーニングウェアのレンタルと合わせてすべて無料で使わせてもらえます。手ぶらでOKってのはうれしい。柄にもなくしっかり運動してしまいました。

赤沢温泉ホテル

ここまでは海洋深層水ばかりでしたが、赤沢温泉郷なので、温泉ももちろんあります。

迎賓館宿泊者は、赤沢温泉ホテルのほうにある日帰り温泉施設を無料で利用できました。

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迎賓館エリアと赤沢温泉エリアはちょっと離れていて、徒歩だと10分ぐらいかけて森を抜けていく必要があります。

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赤沢温泉ホテルのエリアは雰囲気が全然違いますね。

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赤沢温泉ホテルはいわゆる大型の温泉旅館の趣きです。

フロントで、迎賓館宿泊者はこちらのお風呂も入れるんですか?と聞いてみたら入れますよ、と言っていただけました。折角なので全部制覇してみることに!

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こちらは屋上展望露天風呂の天穹の湯。

お風呂の写真は撮れないので、ホームページから拝借します。

 出典:赤沢温泉ホテル ホームページ

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景色は抜群ですがちょっと狭いかも。最上階にあるので遠くまで見渡せます。

 出典:赤沢温泉ホテル ホームページ

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こっちが男女別の大浴場です。かけ流し循環併用ですが、塩素の臭いはありません。温泉としては特徴的なお湯ではないですが、海を一望できる眺望がすばらしかったです。

赤沢温泉ホテルのお風呂は、後述する日帰り温泉館をそのまま小ぶりにしたような作りの大浴場ですが、人はこちらのほうが少ないので、日帰り温泉館が混雑しそうな時間帯だったらこちらに入るのも良さそうです。

日帰り温泉

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最後は日帰り温泉施設です。チェックアウト後も利用できたので、最終日にチェックアウトしたあとにのんびり入りました。

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いわゆるスーパー銭湯的な形になっていて、まずはフロントと食堂。

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食堂でややジャンキーな感じのごはんを食べました。上品で美味しいものを食べた後ってなぜかこういうパンチの効いた味のものが欲しくなる…私たちだけかな?

出典:赤沢日帰り温泉館 ホームページ

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こちらもとにかくひらけた眺望がウリのお風呂。お風呂につかりながら水平線まで見られるこのロケーションは思った以上に素晴らしいです!赤沢温泉ホテルと同じように循環かけ流し併用のようですが塩素臭もしません。

サウナもあって、ここで外気浴してクールダウンすると最高だった・・・

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お風呂に入りながら夕日も眺められる位置なので、夕日の時間を狙って来るのも良さそう。

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赤沢温泉郷はどの施設も大満足の場所でした。とりわけ迎賓館の客室露天は素晴らしかったです。また来よう!

連泊したのも満足感が高いね

限られたお金や時間を考えるとつい色んな宿に泊まろうとしちゃうけど、連泊するのもいいな、と思った

2020年8月 熱海伊豆【2/3】「ゆとりろ熱海」泊 グランピング×温泉。初心者でもsnowpeak住箱で快適に宿泊!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅、熱海で敢えて温泉旅館に泊まらずグランピング体験をしました。

熱海温泉の観光スポットやお店紹介記事

 

ゆとりろ熱海

熱海と言えば温泉、温泉といえば温泉旅館です。しかし今回泊まるのはグランピングができるお宿。

ゆとりろは各地の温泉地の保養所等をモダンな雰囲気に改装して営業しているホテルチェーンで、温泉旅館としては中価格帯といった感じ。

その中のひとつ、ゆとりろ熱海でグランピングができるプランがあると聞き、興味を持ったので今回泊まってみることにしました。

グランピングってなかなかお値段が高く、敷居の高いイメージがあったのですが、こちらは最安値に近い価格帯だと思います。もちろんお値段相応の部分もあり、もしかすると本格的なグランピングを経験したことがあるような人だと満足できないかもしれませんが、私たちのようなグランピング入門にはピッタリでした!

ちなみに普段キャンプなどはしません!

そんな人でもキャンプ感を味わえるようにしたグランピングは偉大な発明だね

アクセス

熱海市街地からは結構離れた山の中腹に建っているお宿で、バス路線は通っていないため自家用車でない場合はタクシーか、お宿の送迎に頼ることになります。20分ほどかかるのでできればタクシーは使わず送迎してもらいたい…。

お宿の送迎ですが、14:30から18:00頃まで事前予約制で受け付けてくれるものの、送迎車はワゴンなので定員になると希望の時間帯に送迎してもらえない場合があります。

なお、チェックアウトは11時なのですが、帰りの送迎も予約制のためチェックアウトギリギリの時間での送迎に空きがなく、少し早めにチェックアウトする必要がありました。帰りは事前予約できるかわかりませんが、注意しておいた方が良さそう。

ちなみに近くにコンビニなどもないので、お酒や飲み物、夜のおつまみなどは駅前で買っていくのをおすすめします!

お酒は一宿に応自販機があるので調達できなくはない

ロビー

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ちょっと建物の全景写真が無いんですが、車寄せのあたりの雰囲気。

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グランピングプランの人も、まずはホテルのロビーで受付を済ませます。説明をひととおり受けたらさっそくグランピングエリアへ!

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ロビーはカフェになってました。

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窓の向こうは広い海と、水平線まで見渡せる良い眺め。

グランピングエリア

ホテルの地下1階部分からグランピングエリアへの道があります。

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こんな感じの道を抜けていきます。ちなみに夜は明かりが灯るので安心。

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グランピングエリアの看板があるので右にいくと・・・

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グランピングエリアに到着です。木の箱がいっぱい置かれていますが、今回のグランピングはこの木の箱の中に泊まります。

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奥に見えるのがホテル本館。

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箱の前にはタープが張られたウッドデッキがあり、プライベートエリアが確保されてます。

私たちが泊まったのは、全部で6つある木の箱のうちと名前のついている、一番端にある箱でした。

出典:ゆとりろ熱海ホームページ

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お宿のホームページにある全体図。

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この木の箱、ただの木の箱ではありません。

日本のアウトドアブランドsnowpeakがあの隈研吾に設計を依頼して制作したモバイルハウス「住箱」なのです!

アウトドア界にも隈研吾の手が…!

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中は広くはないですが、必要十分な大きさ。奥にはシングルサイズのベッドパッドが2台置いてある一段高くなった場所があり、手前にはソファーとテーブルがあってくつろげます。秘密基地みたいな感じでワクワクする。もちろんエアコンは完備されてます。

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ソファーの前には広い窓がとられていて外の景色が見えるのだけど、目の前を微妙に人が通るため開けっ放しにはしづらかったのが残念。

やっぱりテニスコート感が残ってるのはちょっと気になるかな…

人工芝でも植えてあれば一気に雰囲気変わると思うんだけどな

夕食(バーベキュー)

夕方になると食材とか調理器具一式を住箱の前までホテルの人が持ってきてくれます。

確か9時過ぎぐらいかな?片付けに来るのでそれまでにお好きなタイミングで調理してお召し上がりください、というスタイル。

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夏場は虫さんがいるので、すぐに食べない場合は食材だけ一時的に住箱内に避難させておくのをおすすめします!

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こちらは炭火で焼いて食べる食材一式。

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調理済みのサラダ。

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キノコのアヒージョ。フライパンで熱して食べます。

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でっかい鍋もあって、これも中に食材が既にセットされていて、炭火の上で調理します。

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二重になっていて、下の方にはブイヤベースが。

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上の方にはパエリアがありました!

後片づけもいらないし、バーベキューの楽しい部分だけ抽出して味わえる感じ!

やってることは炭火の上に食材乗せるぐらいなんだけど、これが楽しい

焚火

夜になると、ウッドデッキの一角に薪をくべて、焚火をおこしてもらえます。

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他のサイトでも同じように焚火があがり、みんなお外でワイワイしてます。

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焚火っていつまでも見てられる…。薪のパチパチ音がたまらないです。

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お酒飲みながら焚火をずっと見てた。

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夜になると周りも暗くなり、グランピングサイトのテニスコート感も気にならなくなります笑

月の明るい夜でした。

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なんかブレた上にちょっと見た目悪い写真ですが、マシュマロとさつま芋を貰えたので焼きマシュマロをしてみた!焼き芋もアルミホイルにくるんで焚火の中に入れておいたらホクホクで美味しかった。 

夜は周りで虫の声も聞こえる中、パチパチ燃える焚火をじっと眺めながら焼きマシュマロや焼き芋をつまみにお酒を飲む・・・。グランピングの醍醐味?を味わえました。

次はもっと大自然の中でのグランピングをしてみたい、と思った瞬間

朝食

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朝食も、朝になったら御膳とお味噌汁が運ばれてきます。

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朝だしこれぐらい楽なので良いのかも。

夜も朝も、使われている食器やお鍋などの調理器具は全てsnowpeakのもので揃えられています。よくみるとタープやチェア、テーブルなんかもそうだったので統一感があっていいですね。

温泉

最後に、住箱にはトイレやシャワーはついていません。

一応グランピングサイトには簡易なトイレ・シャワー棟がありましたが、お風呂については深夜以外はホテルの大浴場を利用することができるのでそちらがおすすめです!

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大浴場までの廊下。謎の足つぼマッサージルートがあるけど、痛すぎて途中でリタイア。不健康なのかな…。

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お風呂はキレイでした。こちらは男湯のほうの写真ですが、どちらも同じようなつくりです。

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かけ流しではなく、若干の塩素臭がありましたが広い大浴場は良いです!

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露天風呂もありました。

サウナと水風呂もあったけど、こちらは午前中は使えないみたい。ととのいたい人は夜に入る必要があります。残念…。

初グランピング!楽しい体験だった。

調べてみたら、本格的なグランピングが楽しめる場所は全国に沢山あるのにびっくり

こういうサイトもあるのをはじめて知った。グランピングしたいときはじゃらんや一休じゃなくこっちで探すと良さそうですね。

次は熱海から電車に乗って1時間弱。伊豆高原にある赤沢温泉に行きます。

2020年8月 熱海伊豆【1/3】話題のプリンや苺専門店と絶景カフェ。老舗干物ランチと羊羹も。新旧混在の熱海観光!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅を振り返ってみたいと思います。

旅の全行程

熱海で一泊したあと、伊豆の赤沢温泉で連泊。狭い範囲で三泊するのんびり旅です。

【一日目】
熱海観光
宿泊:ゆとりろ熱海

【二日目】
熱海観光~伊豆高原(陶芸体験)
宿泊:赤沢迎賓館

【三日目】
赤沢温泉郷でゆっくり
宿泊:赤沢迎賓館

【四日目】
赤沢温泉郷でゆっくり~帰宅

普段の旅って色々スポットを巡りたくて移動が多くなりがちなので今回は移動を最小限に減らしてみた

熱海観光以外はほとんど赤沢温泉の中で過ごした、のんびり旅だった

今回の記事では、初日~二日目の熱海観光をまとめたいと思います。

熱海駅前商店街

東京駅から新幹線でほんの40分ほどで熱海駅に到着。

熱海の、この首都圏からの利便性の高さは他にない利点だと思う。新幹線の駅の目の前からすぐ観光地が広がっているというのは思った以上に楽!

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賑やかな熱海駅周辺。2016年には駅直結のラスカ熱海というショッピングモールが出来ていて、名産やお土産物などがだいたいここで揃ってしまうぐらい充実してました。

さて、駅を出て向かって右手に向かうと平和通り名店街仲見世商店街の2本の商店街通りがあります。平行して伸びているような感じなので、全部見るにはぐるっと一周すると良いかも。

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商店街の入口。こちらは平和通り名店街のほうです。こっちの通りの方が長め。

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ごちゃごちゃしてて、観光地感満点です!これぞ商店街って感じ。お土産物屋さんはもちろんのこと、食べ物屋さんやカフェ、スイーツ系のお店なんかもあって幅広いラインナップです。

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こちらは仲見世商店街のほう。なんか写真だとたまたま人が少ないように見えますが、賑やかさは同じぐらいでした。中吊りみたいなのが無いからこっちの方が落ち着いた印象。お店のラインナップは似たような感じです。お店によっては両方の商店街の間に位置し、どちらにも入口を構えているようなお店まである笑

熱海銀座

熱海駅についたのはお昼前。まずは老舗の干物ランチを食べに歩いて熱海銀座へ向かいました。熱海は坂に沿って作られた街なのでかなりの高低差がありますが、駅から熱海銀座まではずっと下り坂なので行きは楽です。歩くとだいたい15分ぐらいかかったかな?

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こちらが熱海銀座のメインストリート。

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距離でいうと端から端まで歩いても5分ぐらいですが、お店が密集しています。

こちらのお店も昔ながらの干物屋さんなどがある中で、なぜか原宿っぽいジェラート屋があったりと新旧入り混じるなかなかカオスな感じ。大学生っぽい人たちも沢山いて、一昔前の熱海のイメージとは客層も含め変わってきているみたいです。

常盤木羊羹店総本店と、本家ときわぎ

そんな中、変わらないものももちろんあって、こちらは老舗の羊羹店。4代目の人が元ホストだった、という話題性でテレビでよくとりあげられるというお店です。

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店構え自体は昔ながら、という感じなのですが中に入ると、髪型が元ホストを思わせる方が接客されていて、なんだか不思議な雰囲気。

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名産のだいだいを使った黄色い羊羹が看板商品だったので、それとあと写真のマカロンもなかを買いました。味はまぁまぁだった!熱海銀座まで来たのならついでに寄ってみるのをおすすめ。

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ところで、お店を出ると道を挟んで向かい側にも立派な羊羹屋さんがあって、こちらもときわぎを名乗られています。

暖簾分けとか、そういう感じなのかな?と思って訪ねてみたところ、当店とは関係ないお店です、とピシャリ。

気になって調べてみると、もともと大正時代にはひとつの羊羹のお店だったが、途中で後継者争いのような形で2つに分割され、どちらも「ときわぎ」を名乗るようになったとか。

これは・・・

これ以上触れないほうが良さそうなやつだ

平仮名のときわぎの方は昔ながらのお店といった雰囲気で、漢字の常盤木の方は全体的に今風な感じを押し出している雰囲気。どちらも看板商品はだいだいを使った羊羹であるものの、お互いに差別化を図ろうとしているようでした。

海幸楽膳 釜つる

続いて熱海銀座にある有名な干物やさんのレストランでランチです。

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熱海銀座に本店があり、駅前のショッピングモール(ラスカ熱海)にも出店している熱海の老舗干物屋さん、釜鶴ひもの店。江戸時代から続くお店なんだそう。

こちらの経営するレストランが海幸楽膳 釜つるです。

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オープンの11時半過ぎに行ったのですが、既に第一陣は満席。お昼でも予約できるので予約して行った方が良さそう。結局30分ほど待ちました。

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店内はカウンター席とテーブル席がありましたが、テーブル席に案内されました。厨房の中が見えるスタイルです。

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ランチは海鮮丼系のメニューと干物定食系のメニューに分かれます。海幸膳という干物にお刺身の付いた定食にしました。お値段は2,300円とちょっと高めかな。

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干物は何種類からか選べました。これ、なんだっけ・・・。忘れましたが脂がのってて美味しかった!

ちょっと観光地価格感は否めないけど、なかなかの美味しさ。

海沿いに来たらやっぱり魚が美味しいね

熱海プリン 2nd

熱海銀座に話題のお店があります。映え一点突破で大人気となった熱海プリンです。あっという間で熱海に広まり、今では熱海市街に4店舗もあります。

こちらは2店舗目のお店で、カフェ形態らしい。

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昭和な商店街の中に突如現れたこの原宿感あふれる店構え。

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ポップな色使いがやっぱり今どきな感じ。

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モチーフはカバ?なのは熱海の温泉は塩分が多いので塩が好きなカバにした、らしい。

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カフェなのでコーヒーとかもあります。写真右上の飲むプリンみたいなのをみんな食べてた。持ち帰り用のプリンも売ってました。

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とりあえずプリンソフトを食べました。ピントが後ろにあってしまった痛恨のミス…。

プリン感あるクリームが美味しいです!

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もう一つは凍らせたプリンアイス。こっちは映え重視だったかも。

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ちなみに、お土産に持ち帰り用を買うだけなら、駅から一番近い店舗だと商店街に店舗があるのでそちらがおすすめです。カフェとかは無いので本当にスタンドだけ。

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熱海の街中にいたプリンカー。ブランディングが徹底してますね…。

ちなみに一番の看板商品と思われるプリンは結局食べてない…

熱海サンビーチ

熱海駅についたときは雨が降っていましたが、ランチを食べたところで天気も良くなってきたのでちょっとビーチへ。熱海銀座からすぐ近くに海水浴場があります。

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気持ちのいいビーチです。山に沿って大型旅館が立ち並ぶ姿が熱海らしい風景!

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熱海は大型旅館が多い中、同じような温泉地でよくある廃業して廃墟になったような建物もほとんどなく、いい感じで昭和感を残せてるなと感じます。

昭和浪漫とか、今の時代ではまだ言われないですがこのまま残し続ければ昭和時代の伝統的建造物群保存地域とかになるかも笑

アカオハーブ&ローズガーデン(コエダハウス)

熱海サンビーチのバス停からバスに乗って15分ほどでアカオハーブ&ローズガーデンに到着です。

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市街地からはちょっと離れていますが、2017年にこの中に絶景カフェが出来たと聞いて、いまさらながら行ってみることにしました。

ここは山の斜面に沿ってハーブ園やバラ園が整備されています。まずはシャトルバスに乗って一番上まであがり、そこから徒歩でガーデンを通って降りてくる、という流れです。

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一番上にあるのは日本庭園。真ん中の松は世界最大の盆栽らしい。もはや盆栽じゃないレベル。

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鳳凰の松って名前もついてるみたい。

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そして日本庭園のとなりにあるのがKOEDA HOUSE(コエダハウス)という絶景カフェ。隈研吾が設計したらしい。

旅先での隈研吾建築の遭遇率はほんと高すぎる

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店内は隈研吾っぽい木を組み合わせたデザインになってました。カフェの他にも焼菓子なんかも売っていたのでお土産として買うのもいいかも。

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ローズヒップティーをベースにしたオリジナルドリンク。左はカルピスと混ぜてて合うのかな?と思ったけどなかなかさっぱりしてて夏にぴったり。

ストローの向きもしっかり合わせて撮ったぞ

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開けた場所にあり、海がしっかり見えます。天気もすっかり良くなって初島まで見えます。この景色を見ながらお茶するのは良いですね!

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あとは、全体的に映えを意識したスポットがとても多く、そのうちのひとつ、このブランコなんかは写真を撮る角度によって海にせり出しているようにみえるようで、写真を撮るために長い行列が出来ていました。

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てっぺんの映えスポットを抜けると普通のガーデンという感じです。ちょっと整備が甘いところもあるんですが、お花はとても綺麗です。

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名前はわからないけどきれいなお花。

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色とりどりのバラが咲いていました。雨露に濡れていてみずみずしい感じ。

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ひまわりっぽい花。ルドベキア

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次々植えられているお花が変わっていくので飽きずに降りてこられます。

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イングリッシュガーデンっぽいところも。

じっくり見ると1時間以上は欲しい感じ。癒されるスポットでした。

場所が少し離れてしまうので、徒歩だと行きづらいかも。

熱海は意外に広い観光地で、バスも本数が微妙に心もとなく、いろんな場所を通るルート設定になっていて遠回りになったりするので、熱海をガッツリ巡るなら車があった方がいいなと感じた

いちごBonBonBERRY

ローズガーデンの後は宿に行ったけど、翌日電車の待ち時間に駅前の商店街の近くにあるもうひとつ話題のお店へ行ってみることに。

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昭和な街並みの中にデカデカといちごのお店と書かれたビルが。

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商品すべていちご関連のお店でした。4階建てのビルで、3階より上はカフェスペースになっているのでソフトやスムージーを頼んで上にあがって食べられます。

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いちごのモンブランソフト。いちご感が凄い。

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いちごのスムージー。濃厚で美味しかった。

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店内がとにかくおしゃれ。これも熱海プリンと同系列っぽい雰囲気。

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3階は研究室的なのがテーマなのか、フラスコがいっぱい。

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4階のテーマはよくわからないけどおしゃれなのは間違いない。

熱海はいい感じに昭和感を残しつつ、今どきのお店も沢山ある、活気ある観光地だった!

今回は行っていないけど、美術館や神社といった文化的な観光地もあって、見どころがとにかく多い温泉地って感じ

熱海ではグランピングができるという宿に泊まりました。どんな感じだったのかまた次の記事でまとめてみます。

2020年7月 九州【6/6】「霧島温泉郷 旅行人山荘」泊 リーズナブルに絶景テラスと森の中の貸切露天が楽しめる良宿!

こんにちは、しろいるかです
九州旅行最後は霧島温泉郷にある旅行人山荘に宿泊します。

初日のお宿、天空の船の宿泊記

二日目の天草の旅

三日目~四日目の長崎市観光

第二の軍艦島、池島観光ツアーの記事

雲仙温泉の記事

島原外港

島原から熊本に渡るにはフェリーが便利。昨日泊まった雲仙温泉からフェリー乗り場までは約30分ほどで着きました。1時間半から2時間に1本ほどのスパンで熊本港島原外港を結ぶオーシャンアローが出ており、そちらを使って熊本まで移動します。

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島原外港はとても立派な港。

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オーシャンアローはもちろん車も乗れます。キャパもかなり多く、これらは船に乗るための車の待機列。ここに車を停めて切符を買いに行きます。

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港の中にオーシャンアローの切符売り場がありました。コンパクトカーだと一人3,000円ちょっとで、二人で乗る場合さらにプラスで一人分の乗車賃が1,100円かかります。

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お土産物屋さんも結構充実してます。これまでの旅で見かけた、有名どころの長崎土産はだいたいここで揃っている感じでした。

オーシャンアロー

出航の時間が近づいたら車を運転して船に乗り込みます。航行中は車内には居られないため、キャビンにあがる必要があります。折角なので甲板にまで出てみることに。

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2つの大きな排気管から勢いよく煙を吐きながら加速していきます。オーシャンアローは通常のフェリーと比べて非常に速度が速く、30ノット(時速56キロ)もの速さを誇っており、乗っていても明らかにその速さを感じられました。

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港を出ると一気に加速!風が気持ちよかった。

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内装もなかなか立派で、観光フェリーとしての側面も持ち合わせています。

熊本港までは僅か30分ほどの船旅ですが、売店で軽く食べ物を買って、窓際の席で景色を眺めながら食べても良さそう。

熊本県長崎県、遠いイメージだったけど船を使えば近いんだね

火の国文龍 総本店

熊本港についてからは本日の宿のある鹿児島県まで一気に高速を使って南下する予定ですが、その前に熊本県をただ通り過ぎるだけなのもちょっと、ということで熊本ラーメンを昼食に選びました。

数ある熊本ラーメンのお店の中でも、車で行けて、駐車場が広そうな人気店、ということで街中からは少し外れた国道沿いにある火の国文龍 総本店へ行ってみることに。

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外観のクセが強い・・・。

あと、壁面に書いてある四文字熟語的な字面といい、どことなく夜露死苦とか、仏恥義理とか、そういうヤンキー的雰囲気が漂っているのは気のせいではないと思う。

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暖簾のクセも強い。さすがの人気店みたいでお昼過ぎに行きましたが30分は並びました。駐車場は広いので、車を置いて落ち着いて並べるのはありがたい。

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スープのクセも強い!!とんこつラーメンなのですが、背油ガッツリのどろどろ系スープです。濃いめの味の高菜と合わせて食べるとこれはやみつきになりますね。レンゲについてる辛味噌的なやつもさらに味にパンチを効かせてくれます。

濃厚で美味しいラーメンだった

なんで体に悪そうなものほど美味しいんだろうね

宿泊:旅行人山荘

ラーメンを食べてから、高速を2時間ちょっと走って鹿児島県と熊本県の境目あたりにあるのが霧島温泉郷です。

温泉郷は複数の温泉地が密集しているエリアの総称。霧島温泉郷の中心的存在は丸尾温泉霧島温泉とも呼ばれるらしい)という温泉ですが、本日の宿もこの丸尾温泉に属します。ただし小高い丘の上にあり、温泉街からは離れた一軒宿になっています。

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入口の看板。このお宿、開業当時は大正時代の創業当時には丸尾温泉旅館と呼ばれていましたが、昭和の高度経済成長期に入ってからは霧島プリンスホテルと名を変え、平成になってからは旅行人山荘という、なんとなく特別感のあるネーミングに変更しています。時代時代の旅行者のニーズがよくわかっている感じですね…。

とはいえ、基本的に建物は霧島プリンスホテル時代のものをリノベしながら使われているようなので、外観自体はいわゆる中~大規模温泉旅館の趣きです。

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内装も無機質な感じではなく、歴史あるホテルを思わせるようないい雰囲気のつくりです。

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ロビーにはちょっとした写真展も催されていました。ペンギンの写真がいっぱい。

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霧島温泉大使に任命されているらしいアヒル隊長です。落ち着いた宿の中で圧倒的な存在感。

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客室の通路もどことなく気品ある気がする。

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お部屋は3階のベランダ付き客室です。たぶんお宿の中では一番安いお部屋のはず。何故かお部屋の明かりをつけずに写真を撮ってしまった。

ツインのベッドルームで、広くは無いですが清潔で過ごしやすいお部屋でした。

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そしてお部屋からの眺めが抜群に良いです!写真だとわかりづらいですが、うっすらと桜島の雄姿も望めました。ベランダ部分はウッドデッキにウッドチェアの組み合わせで作られていて、積極的に外で過ごしたくなるいい雰囲気です。

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夜になると、遠く鹿児島市の夜景を見ることが出来ます。近くの樹々もライトアップされていて良いですね!

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夜ご飯は食事処に併設されている宴会場のような場所での案内でした。いわゆる旅館料理で、特筆すべきものはないけどどれも丁寧に作られていて美味しかった。

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朝食も同じ食事処でしたが、宴会場の方は使われずテーブル席でした。ちょっと天気がイマイチでしたが天気が良いと桜島を見ながら朝食を食べられそうです。

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朝食もそうそう、こういうのでいいんだよ!という感じの絶妙さ。

朝食ブッフェも良いけど御膳もいいよね、旅館の朝ごはん大好き

出典:旅行人山荘ホームページ

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大浴場は写真が撮れなかったのでホームページから拝借します。内湯と露天風呂のシンプルなつくりですが、内湯では単純泉、露天風呂は硫黄泉の2種類の泉質を楽しむことが出来ます。どちらもかけ流し!

ただ、露天風呂の方は景色が良いのですが、私たちが行った時期(7月下旬)は数は少ないのですがアブが居てゆっくりできず残念でした…。夏場の温泉は場所や時間帯によってはアブがいるのがつらいところ…。

さて、ここからがこの宿の真骨頂、貸し切り風呂の紹介です。

旅行人山荘には全部で4か所の貸切風呂があり、宿泊者はどこかの貸切風呂を45分使えます。一番人気の赤松の湯はすぐ埋まってしまうらしく、宿を予約したら貸切風呂の予約を先にしてしまうのがおすすめです。というか私たちは宿泊日の1か月以上前に一休等のサイトで予約したのですが、予約して数日後にお宿からお電話がかかってきて、貸切風呂の予約をおすすめしてもらいました。既に赤松の湯は夜か早朝しか空いていない状態だったので当日だとまず予約できなさそうです。

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赤松の湯はホテルの中庭の奥にある門を抜けて行きます。

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門を抜けると一気に森の中へ。少し歩くと小屋が見えてきます。

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まさかの野生の小鹿だ!

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ヒョコヒョコ歩いてて癒されました。思わぬ遭遇にほっこりします。

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赤松の湯以外の貸切湯も自然に囲まれた場所にありますが、こちらが一番広いのと、ここだけ硫黄泉の濁り湯なのが特に人気の理由みたい。

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これは凄い!

森の中に大きな露天風呂が2つ。

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湯の華が沈殿していました。ちょっとかき混ぜると真っ白な濁り湯です。早朝の澄んだ空気の中、自然に囲まれて入る大きな露天は最高でした!これは人気なのも頷ける。

そうそう、こっちのお風呂は朝だったからか、場所の問題かわかりませんが虫はほとんど気になりませんでした。

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旅行人山荘は一泊二食つきで休前日でも1万円ほどのお値段で、とてもリーズナブルなお宿です。設備の整った快適なホテルライクな設備を享受しながら、秘湯感溢れる貸切風呂も味わうことが出来る、いいとこどりな良宿でした!

人気で予約がとりづらいのも納得!

ファミリー層がいる中、温泉好きの老夫婦みたいな人たちもいて幅広い客層に愛されてるお宿って感じ

霧島温泉市場

さて、宿をチェックアウトした後は夕方の飛行機の時間まで霧島温泉郷周辺の見どころを観光します。霧島温泉郷鹿児島空港まで30分かからない近距離にあるのもセールスポイントですね。

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霧島温泉市場は、霧島温泉郷の中心地、丸尾温泉の温泉街の中にある複合施設です。温泉の湯気で蒸した野菜や御餅を売っている露天があって、食べてみたら美味しかったです。

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お土産物屋さんやランチができる場所もあるので、小さな道の駅的なポジションの場所ですね。

高千穂牧場

続いて向かったのは高千穂牧場。

ところでコンビニでこのカフェオレ、見かけたことないですか。

これ、ミルク感が強くてあまーいカフェオレで美味しいのでたまに買っちゃいます。東京のコンビニにあるのでたぶん全国区のはず…?

このカフェオレの名前にもなっている高千穂牧場が、この霧島温泉郷の周辺にありました。

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このあたりだと大規模な観光牧場でした。

ただあいにくの雨だったので放牧などはされておらずちょっと残念…。

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ヒツジはいました!

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ほんとだったらこのあたりに牛が放牧されてたんだろうな。

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牧場といえば外せないソフトクリームを食べました。安定の美味しさ。お土産物屋さんにはコンビニで売ってるカフェオレはもちろん、他にも色々牧場土産を売ってました。天気が悪い日だとイマイチかもですが、晴れてたら雰囲気良さそうな場所でした。

やっぱり天気は旅において重要なんだよね…

霧島神宮

最後に寄ったのは霧島神宮坂本龍馬が妻のおりょうと一緒に霧島へ新婚旅行をした(当時は新婚旅行なんて言葉はなく、日本初の新婚旅行だと言われているらしい)際におまいりしたのがこの霧島神宮なんだそう。南九州最大の神社で、創建が6世紀という古い歴史をもつ神社です。

ちなみに高千穂牧場とは車だと僅か5分程度の目と鼻の先の距離なので、時間があるなら両方セットで訪れるのが良さそう。

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駐車場のところは若干寂れ気味かも…。

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太鼓橋っぽいのを渡って・・・

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まずは階段です!

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階段を登りきると大きな鳥居が迎えてくれます。

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さらに奥に進むともう一段階段があり、その奥にまた鳥居があります。

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緑のトンネルの先に本殿が見えます。日光が反射して、まるで本殿が輝いて見えるような神秘的な雰囲気でした。

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深い森の中に本殿がありました。立派な本殿です。旅を無事楽しく終えられたことを感謝して、次の旅にまた楽しく出かけられることを祈願して神社を後にしました。

楽しい九州旅行だった!

今度は鹿児島県をしっかり観光したり、これまで足を踏み入れたことのない宮崎県にも行ってみたいね

2020年7月 九州【5/6】「雲仙福田屋」泊 かけ流しの濁り湯に地獄巡りも楽しめる、魅力たっぷり雲仙温泉滞在記

こんにちは、しろいるかです
今回は長崎の有名な温泉地、雲仙温泉での滞在記です。

初日のお宿、天空の船の宿泊記

二日目の天草の旅

三日目~四日目の長崎市観光

第二の軍艦島、池島観光ツアーの記事

※2023年8月追記 雲仙福田屋は2023年に多くの客室をリニューアルしており、なんとサウナ付き客室までオープンしたそうです!行ってみたいな。

雲仙温泉とは

九州といえば大分県別府温泉由布院温泉、熊本県の黒川温泉、鹿児島県の指宿温泉など有名な温泉地が沢山あります。長崎県に温泉のイメージはあまりありませんでしたが、長崎市から車でおよそ1時間ちょっとの場所にある雲仙温泉へ行ってみました。

雲仙温泉の特徴としては、湯量たっぷりの白濁した硫黄泉殆どの宿でかけ流ししているところでしょうか。また温泉地としての歴史も非常に長く、長崎といった場所柄シーボルトにも紹介され、明治期には外国人客が多くおしかけたそうです。

むかし、長崎では雲仙と書いて「おんせん」と読むくらい雲仙温泉の歴史は長かったらしい(Wikipediaより)

カステランド

長崎市から雲仙温泉へ向かう途中にある、大きな建物。長崎市でカステラをお土産に買い損ねたので寄ってみました。

こちらは長崎県のカステラ屋、和泉屋が経営するカステラ工場併設のお店です。

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駐車場も広くて寄りやすい。

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店内はめっちゃ綺麗。商品はほぼカステラですが、一部長崎ちゃんぽん等の長崎名物も売ってます。カステラといえば文明堂が有名ですが、調べてみたら長崎県で大規模展開してるカステラ屋さんがいくつもあるんですね。和泉屋はそのひとつ。

広いレストランも併設されてるので道の駅感覚で寄るといいかも

カステラ工場の見学もできるらしいよ

宿泊:民芸モダンの宿 雲仙福田屋

先ほどのカステランドはだいたい長崎市雲仙温泉の中間地点にあります。そこからは山道をぐんぐん登って一気に開けた場所に出ると、雲仙温泉に到着です。

本日宿泊するのは福田屋さん。宿名に入れるほど民芸モダンを推してます。

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温泉街の中では一番端の方に位置しています。道路沿いの建物。温泉旅館あるあるですが、外観は多少リノベされてるものの、ちょっとくたびれてる感は否めないかも。

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が、中はしっかりリノベされてる!こちらはロビーですがとても綺麗。民芸モダンというコンセプトはなんとなくわかります。

有料だけど、朝はここで珈琲も提供されてた

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お部屋はたぶん一番安い、民芸モダン和洋室。

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4畳の小さな畳敷きスペースとツインベッドのお部屋です。もともと8畳の縦長の和室のお部屋をリノベしたのかな。

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和室スペースはちょっと狭いですが、あると嬉しいですね。

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お部屋からの眺めは、温泉街を一望できました。雲仙温泉街の建物は赤い屋根が特徴的で統一感があります。奥の方からは雲仙地獄の湯気がすごい。

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素泊まりでしたが、ウェルカムスイーツとして一口コーヒーゼリーが用意されてました。こういうの地味に嬉しいですね!おいしかった。

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お風呂は男女ともに内湯、露天がありますが、露天風呂は内湯とは異なる場所にあります。朝晩で男女入替制になっていました。

こちらはせせらぎの湯と名前がついている方の露天風呂。たぶん、リノベ前からあった露天風呂だと思われます。

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庭園に囲まれた露天風呂です。たまたまだと思いますが終始人はほとんどおらず、気持ちよく入れました。硫黄の香りがたまらないです!もちろんかけ流しでした。

また、露天に入りながらビール缶を注文できるサービスもあって、電話が設置してあって注文したら持ってきてもらえるスタイルでした。面白いサービスですが、もし隣にビールをガンガン飲んでる人がいたらちょっと気にしてしまうかも…笑

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こちらは白雲の湯という内湯。内湯もそれぞれで微妙に違いがあって、内装もちょっと違うんですが、大きな違いとしては白雲の湯はぬる湯・あつ湯に湯船が分かれているのが特徴。もう一つの普賢の湯にはサウナが付いています。

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普賢の湯は撮り忘れたので、こちらも白雲の湯。たっぷりかけ流されていてとても気持ちが良く、浴室内が微妙に薄暗いのもあって落ち着きます。内湯もおすすめです。

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さて、もう一つの露天風呂は薫風の湯ですが、こちらはリノベではなくて建物自体が新しい感じ。というのも、こちらのお宿は山照別邸という高級ラインを持っていて、そちらの建物の中にあるからなんですね。別邸とは渡り廊下で繋がっているので外に出る必要もありません。

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こちらはさっきまでのお風呂とガラッと変わってモダンな雰囲気。

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3階だったか、4階部分にあるので景色が開けています。もちろんかけ流しです。

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お湯はこっちは白濁度が薄め。新鮮なお湯なのかとも思ったけど、硫黄の香りも薄かったので違う源泉?特に宿のホームページを見てみても源泉は1本みたい。加水してるのかもしれません。

奥には水風呂とサウナも併設されていて、これはサウナーも歓喜ですね!

かけ流しで気持ちのいいお風呂にサウナまである。いいお宿だった。

別邸の方ではおしゃれなカフェがランチ営業してるみたい。日帰り入浴とランチするのも良さそうだね

雲仙温泉

温泉街、というほどそぞろ歩きができる感じではないですが、温泉街を歩いてみました。

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宿から中心部に向かって進む道路。左右には赤い屋根の建物が並びます。

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こちらは雲仙温泉で最も格式の高い雲仙観光ホテル昭和10年創業という、戦前から営業している歴史あるホテルです。ランチ営業しているようなので食べてみたかったけど、時間の関係で今回はパスしました。今度泊まってみたいな。

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こちらも立派な雲仙九州ホテル。大正に創業したんだそう。雲仙観光ホテルと違い建て替えで当時の面影は残っていませんが、雰囲気のいい感じの宿ですね。

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背後には雲仙地獄が広がります。まさかの地獄ビュー。

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道路沿いにも雲仙地獄からの湯気が流れてきます。

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雲仙地獄のそばを通り抜けると、温泉街の中心です。温泉神社もありました。

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雲仙温泉は外で夕食をとれる場所がほとんどありません。夜も空いているのは基本的にはこの通りの数軒のみのお店のようなので、素泊まりの時は注意が必要です。

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雲仙温泉唯一のコンビニです。こちらも24時間営業ではなく、20時頃には閉まるようです。

ヤマザキショップの安心感。

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中規模~大規模旅館が立ち並ぶ中、民家もあったりします。

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泊まったホテル(福田屋)からヤマザキショップや食堂などがある中心街までは片道徒歩10分ぐらいかかるため、おつまみやお酒を買いたい場合は目の前に酒屋さんがあったので、こちらで調達しても良いかもですね。

雲仙の湯せんぺい遠江屋本舗

温泉街の中心にある、お土産物屋さん兼せんぺい屋さんです。せんいではなくせんいでした。

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雰囲気のある外観。

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ここで是非食べたいのが手焼きせんぺいホットサンドメーカーみたいな金型にせんぺい生地を流し込んで、1枚1枚手焼きしてくれます。建物のまわりにもほんのり甘い香りが漂っており、つられて買ってしまいました。

これがサクサクアツアツで美味しい!焼き立ての有馬温泉の炭酸煎餅みたいな感じです。美味しかったので、せんぺいの切れ端の詰め合わせみたいなやつを買っておやつにしました。

かせやCAFE

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同じく、温泉の中心街にあるいい雰囲気のパン屋さん。 

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朝食がわりにパンを買って食べましたが、美味しかったです!素泊まりの場合はここでパンを食べるのがおすすめかな。店内でコーヒーと一緒にモーニングしても良さそう。

雲仙地獄

さて、雲仙温泉のメイン観光地といえば雲仙地獄かな?

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道路脇にまで地獄からの湯気が流れてきます。

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遊歩道が整備されていて、地獄の中を歩いて巡ることが出来ます。

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あれは・・・まさかのネコが!こんな地獄の中でひとり佇んでいます。

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熱くないのかな?かわいい。

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ちょっと寂しそうな表情。周りの人達からも写真を撮られて大人気。

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地獄は結構広くて、ゆっくり歩いて巡ると1時間くらいかかりそうな大きさです。

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お湯がたっぷり湧いてる!

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温泉卵などを売っている売店もありました。ベンチもあったので、硫黄の香りに包まれながら温泉卵を食べたい、と思ったけど、私たちが通った時は売り切れだったので残念…。

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こちらは泥地獄。別府温泉の坊主地獄みたいな感じかと思って期待したんですが、そこまでポコポコしてなかった。

雲仙地獄は見渡す限り白い岩が転がっていて見応えあり。硫黄泉好きなら間違いなく満足できる温泉地!

硫黄の香りが苦手な人は、雲仙温泉に近い海沿いにある小浜温泉も良さそう。

小浜温泉は無色透明のお湯だけど、日本一の長さの足湯があったり温泉街のお店も多いみたいだよ

今度はそっちにも行ってみたいね

いよいよ旅も終わり。最後は鹿児島空港に近い霧島温泉郷で評判の宿、旅行人山荘に泊まります。