しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2020年7月 九州【1/6】「天草 天空の船」泊 アイランドビューヴィラの絶景客室露天と美味しいフレンチで大満足の宿!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年7月に九州(主に長崎・天草)の旅を綴ってみたいと思います。

旅の全行程

鹿児島空港を出発点として天草を巡り、船で長崎県に渡り観光後船で熊本に渡り、鹿児島に戻るルートです。

【一日目】
鹿児島空港~天草 天空の船
宿泊:天草 天空の船

【二日目】
崎津教会~天草イルカセンター~四海樓(長崎ちゃんぽん)
宿泊:ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル

【三日目】
池島炭鉱ツアー~ツル茶ん(トルコライス)~稲佐山公園の夜景
宿泊:ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル

【四日目】
グラバー園~出島~出島テラス(ランチ)~長崎カステラランド
宿泊:雲仙福田屋

【五日目】
雲仙地獄巡り~雲仙温泉街観光~オーシャンアロー(フェリー)~火の国文龍総本店(熊本ラーメン
宿泊:霧島温泉 旅行人山荘

【六日目】
高千穂牧場~霧島神宮鹿児島空港

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複雑な移動の仕方をしたので地図に残しておく。色が変わっているのは日ごとの移動経路です。

霧島温泉鹿児島空港だけ妙に離れてない?これって熊本空港か長崎空港を起点にした方が良かったんじゃ…

たまたま鹿児島空港の路線がいちばん安かったから…

鹿児島空港(大空食堂)

鹿児島空港鹿児島市よりやや北に位置する空港。大きさはよくある地方空港のサイズですが、お土産物やさんやレストランなど、一通り揃っていました。

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鶏飯バイキングが600円で食べられるという、評判の大空食堂でランチを食べることにしました!

鶏飯(けいはん)とは、だし茶漬けのような食べ物で、蒸した鶏肉をほぐしたもの、錦糸卵、椎茸を煮たものなどの具を白いご飯の上にのせて、鶏ガラスープをかけて食べる奄美大島の郷土料理らしいです。

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見た目はこんな感じ。あっさりとした味でサラサラ食べられておいしい!

本来おそらくは上に乗せる具材とご飯、だしがバイキング形式で食べられる形だったのだと思いますが、昨今の事情に配慮しオーダーバイキングという形になっていました。おかわりが必要であればお願いすればいただけます。

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もうひとつ頼んだのは薩摩カレー丼。ごろごろ野菜と薩摩牛が入った美味しいカレー丼でした。

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店内にはお酒のディスプレイがいっぱい。夜はお酒も楽しめそう!

ローカル感あって安くておいしい、三拍子そろった食堂。空港で何か食べるつもりならここが良さそうだね

宿泊:天草 天空の船

鹿児島空港から高速を使ってだいたい3時間ほど。天草地方の入口ともいえる上天草市にあるお宿。

お部屋は全室かけ流しの客室露天付きで、天草の風光明媚な有明海を眺めながらお湯に浸かることができます。また、天草の食材をふんだんに使った天草イタリアンがウリだそうで、お料理も期待!

今回は、お宿に3室だけの独立したヴィラタイプのお部屋、アイランドビューヴィラAに宿泊しました。とてもいいお部屋みたいなので途中どこも観光せず、チェックインの時間ぴったりに到着です。

外観

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高台に位置したお宿。ナビだとちょっと迷いがちなので注意が必要です。

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ロゴがオシャレ。このお洒落感はやっぱりフォントから醸し出されるのかな?

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夕刻になるとライティングが美しい!宿泊棟やヴィラとは独立していて、一階部分がフロントとロビー、二階部分がレストランになっています。

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角度を変えて撮ると、船首をイメージしたデザインであることがわかりますね!

まさに天空の船

ロビー

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ロビーはこじんまり系。ここでくつろぐというよりはチェックインのための場所って感じです。

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チェックインの時に出てきた柑橘系ジュース。天草産の不知火・・・だった気がする。 

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夜はこんな感じ。

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小さいけど実はプールもあります。ファミリー向けの宿ではないので入っている人は見かけませんでしたが、写真を撮ると水盤として機能してすごい良い写真が撮れました!

海外のリゾート感あふれる雰囲気っぽくなった

ヴィラへの道

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3室だけのヴィラはロビー棟からは若干距離があって、電動カートで移動します。カートは自分で運転しても良いし、スタッフの人にお願いしてもOKです。

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こちらは一般の宿泊棟。ロビー棟とは空中通路で繋がっていました。

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ヴィラへの道。距離にして100メートルぐらいなんですが、高低差がかなりあるのでカートがあるとありがたいですね。

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夜も明かりがあるので安心です。

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樹々の合間からは港の明かりが見えます。

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ヴィラの入口。道がすこし狭くて、カートを転回するのがちょっと難しかった笑

客室(アイランドビューヴィラA)

今回宿泊したのはアイランドビューヴィラAというお部屋。一泊二食つきで4万円ほどのお値段。大体の価格帯としては一般棟のお部屋がこれよりひとり1万ほど安くて、パノラマビューヴィラがこれより1万ほど高いイメージです。

3部屋あるヴィラはそれぞれ特徴があって、以下のようになっていました。

  • アイランドビューヴィラA:サンセットビュー
  • アイランドビューヴィラB:天草大橋ビュー
  • パノラマビューヴィラ:両方見えてワンランク上のお部屋

パノラマビューヴィラは岬の突端に位置していて一番奥まった位置にあるようです。

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部屋に入って玄関を抜けた先は広いリビング。

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少し段差があってベッドルームとは繋がっています。 

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ベッドルームも開放的な雰囲気。

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こんな感じでリビングと繋がっています。

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さらにもう一部屋、独立したベッドルームがありました。

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そして、このお部屋のなによりの特長は広いウッドテラス!写真手前のソファーも使い勝手がとてもよく、お風呂に入ってはこちらのソファーでゴロゴロして、無限ループできます!

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テラスぎりぎりに作られた露天風呂!

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斜面に沿ってつくられています。

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バスルームからは直結しています。なお、内湯、露天風呂ともに常にお湯は出ていません。ボタンを押すと30分ほど源泉が出続ける仕組みとなっています。これって九州以外で見かけたことはないのですが、コイン式の家族風呂と同じ仕組みですね。九州独自の文化なんでしょうか。

熊本県のお宿、守護陣温泉の宿泊記

湯量があまり多くなくてもこれならかけ流しに出来ますし、客室露天で循環させているようなお宿でもこの仕組みを導入してほしい!

ただ、すぐにお湯が溜まらないので、ボタンを押すタイミングはコツが要りました笑

入ろうと思う前にお湯を出しておくのが重要!

しばらく時間が経って冷めていても、熱いお湯がドバドバ投入されるので、すぐ適温になるね。

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お湯が出ている状態。源泉温度は高いので、同時に水を出したりして温度調節します。

お湯は無色透明ですがほんのり温泉の香りがする良いお湯です。

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この写真だと遠くの方がちょっと白くとんでしまってますが、海が臨め、さらにテラスから崖に向かって張り出しているようなつくりなので、とても解放感があります。

海と山で全然違うけど、なんとなく宮城県にあるお宿、だいこんの花林空露天風呂を思い浮かべました。あちらの解放感と非常にいい勝負です!

宮城県のお宿、だいこんの花の宿泊記

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景色の方にフォーカスするとこんな感じ!とにかくお部屋からの眺望とお風呂が素晴らしいですね。 

大浴場はないけど、そんなこと全く気にならないレベルでテラスの解放感と客室露天が最高!

お部屋の満足度は過去最高かも

もともと人気のお宿みたいだけど、輪をかけてヴィラタイプのお部屋は予約がとりづらかった。それも納得のお部屋のすばらしさ

夜ごはん(FESTA DEL MARE)

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滞在中の食事はロビー棟の2階にあるレストランでいただきます。

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天草産の食材をメインにしたフレンチレストランです。中に入るとガラス張りの厨房とワインセラーが出迎えてくれます。ホテル宿泊者でなくても、お昼はレストラン営業しているみたいですね。

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船首部分からは有明海を一望できます!雰囲気のいいレストランですね。

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テラス席もありましたが、こちらはお昼だけかな。夜は使ってませんでした。

ちなみにチェックイン時に夕食の時間を聞かれますが、早い時間帯から順番に窓際の席に案内されるしくみ。私たちは最初若干遅めの時間を希望したら、窓際席にご案内できないかも…とのお話だったので時間を多少早めました。この辺りはお部屋タイプに寄らず完全に先着順みたいです。

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コースメニュー。フルコースです。

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食事を始めたころは6時過ぎでしたが、まだお外は明るかったです。

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だんだん日が落ちていくのを見ながら乾杯!

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アミューズは鱧のフリットとトマトのムース。鱧がサクサクして美味しかった。

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前菜はカルパッチョ。やっぱりお魚が抜群に美味しい!なんのお魚か忘れましたが身がプリプリです。

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スープはゴボウの冷製スープ。コースのお品書きには天草大王というなんだか強そうなワードが載っており、何かと思っていたらどうやら鶏の品種だそうです。こちらも鶏とごぼうのうま味が凝縮されていて美味しかった!

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魚料理の前に魚介のジェノベーゼです。これもイイ!

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魚料理はアワビとスズキのソテー。こちらには本格的なグリル用の機器があるようで、コンガリいい焼き色と香ばしさで美味しくいただけました。

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肉料理はフィレ肉のポアレ。安定感のあるおいしさです。

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デザートはレアチーズのジェラートと桃?のコンポートだったかな。上のサクサクパイとセットで食べるとレアチーズケーキの完成です。

お料理をウリにしてるだけあってこちらも満足度が高かった!

近くを通る時があれば、お昼ご飯だけでも食べに行きたいぐらい

朝ごはん(FESTA DEL MARE)

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朝食は普段はメイン料理以外はセミブッフェのような形だったようですが、やはり昨今の事情を踏まえコース仕立てになっていました。

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飲み物だけブッフェ方式。特にメニューには書いてませんでしたが、オムレツプレート以外はお替りをお願いすれば持ってきてもらえるオーダーバイキング式みたいですね。

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朝食っぽい感じのお料理

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朝から立派なオムレツプレートです。焼き魚と厚切りベーコン。

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ご飯派の人も安心。白身魚とアオサの雑炊が出てきます。

お部屋にレストラン、とても満足できる良いお宿だった!お値段も確かに絶対値としては高いけど、お部屋の充実度合いを考えたらこの値段で泊まれるの?と思うぐらい。

ここに宿泊するのを旅の目的にできる宿だと思う

宿をチェックアウトしたら天草を巡ります。世界遺産になった海の教会や、イルカ遭遇率が脅威の98%というイルカウォッチングに挑戦!

二日目の記事

2020年6月 福島【2/2】輝く沼を見に行く!五色沼探勝路コースの雰囲気と周辺スポットの記録

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年6月に裏磐梯レイクリゾートの宿泊、周辺の五色沼や秋元湖を散策した記録です。

宿泊した裏磐梯レイクリゾートの記事はこちら

五色沼トレッキング(五色沼自然探勝路)

宿から歩いてすぐの場所に五色沼自然探勝路の入口があります。こちらのコースは周遊系ではなくて片側から抜ける形になるため、帰りが大変かと思いましたが、双方の入口を往復できるバスが運行されているので安心です。

片道3.6Km、所要時間1時間ちょっとの気軽に歩けるコースですが、見どころが十分にありました!

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コースNo.1 五色沼自然探勝路 | トレッキングコース | 裏磐梯ビジターセンター

コースマップやバスの時刻表はこちらのビジターセンターのホームページがわかりやすかったです。バスは大体1時間に1本ぐらいかな。

待ち時間を潰せる場所はあんまりないので、バスの時間はある程度意識しておいた方が良さそう

私たちは柳沼の方から毘沙門沼に抜けるコースで散策しました。

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道の駅的な裏磐梯物産館が目印です。

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車で来た場合はここに車をおいていくのが良さそう。

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食堂もありました。今回のプランだと、ホテルに到着してからここでご飯たべて散策開始でも良かったかも。

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中にあるジェラート屋さんが予想以上に美味しかったです!

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ドングリのジェラート。はじめてドングリ食べたかも。ナッツっぽい感じで濃厚で美味しかった!そして背景の沼が既に美しいです。(柳沼

沼をみながら食べるジェラートはおいしい

標高も高めだから外の風も気持ちよかった

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いよいよ散策開始です。こんな感じで幅の広い平坦な道がほとんどです。

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入口付近の沼。名前はないけど綺麗。

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少し歩くと見えてくるのが青沼。ここが圧倒的に綺麗でした。

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青というよりはエメラルドグリーンに近い色、太陽の光を受けて輝いて見えます。

これは名前に偽りなし

晴れてたのもよかったね、やっぱり日光があると鮮やかさが違う

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周りの緑が一層青さを引き立てている感じ。

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ベンチもあって、ここでご飯食べたら気持ちいいだろうな・・・

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続いて遭遇するのはるり沼です。

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奥に雄大磐梯山を望む開けた沼です。湖って感じなんだけど、沼と湖って何が違うんだろう…。調べたらなんとなくの定義はあるものの、明確な線引きはないみたいですね。

池も同じくカテゴリ分けがわからないイメージ

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続いての登場は弁天沼です!

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こちらも四方が開けていて解放感がありますね。

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ここも場所によってはなかなかのエメラルドグリーン感。この色はアロフェンという成分が水に溶け込んでいて、その反射によって作り出されているそうです。

またひとつ賢くなった!

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水の透明度もかなり高いです!

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こちらは赤沼。沼の縁が赤いのは鉄成分の光の反射によるものだった気がする。

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毘沙門沼。これは五色沼最大の沼です。

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この辺りは木道がわたされていて、トレッキング感がでてきますね!

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いつの間にか沼と同じ高さまで降りてきました。埋没木がいいですね。

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かわいい鯉もいました。

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部分的にこんな狭い道もあったり。

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そうこうしている間にゴールです。手漕ぎボート屋さんがありました。

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沼抜0メートル。

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鯉がたくさんいますが、ハートの模様が入った鯉が1匹いるらしく(2020年6月現在)、ボートにのって熱心に探すカップルがいるんだそうな。ちょっと探してみたけど見つからなかった…。

地元の新聞にも載ったんだそうな

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こちら側の入口も賑やかな感じでお土産物やさんとカフェがありました。五色沼カフェが気になったけど、既に閉店時間が来ていて閉まっていた、残念。

秋元湖サイクリング

翌日、バスの時間までお部屋でごろごろしていても良いのだけど、折角天気も良いしホテルで自転車を借りてサイクリングすることに!

自転車は半日500円で借りられました。

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ホテルからも見える檜原湖の遊覧船に乗ってみようかな、と思ったらなんと2020年の5月に廃業してしまったらしい。今の流れだと仕方がないのかもしれないけど、各地の観光地が廃れていくのはさみしいですね…。

地方の観光地はなかなか厳しそう

時間も余りそうなので秋元湖へ行ってみることに。

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湖の周りは昭和感溢れる雰囲気。なんだか落ち着きます。

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ホテルから秋元湖に行く途中にある諸橋近代美術館です。スポーツショップゼビオを一大で築き上げた創業者、諸橋さんの寄付により開業した美術館で、諸橋さんの蒐集したダリのコレクションが見られるそうです。外観が素敵で、中もとても良さそうだったのだけど今回は時間もなくパス。次に行ったときには寄りたいな。

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外観もすばらしく、これにひき寄せらました。

ミュージアムカフェにも行ってみたかった

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着いた!これが秋元湖です。湖の周りは道路があり、ランニングしている集団に出会ったりもしました。ボートで釣りをしている人もいたり、のどかな雰囲気。

紅葉の時期や、早朝の朝日に照らされる朝霧などが特に綺麗だそうです。

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チャリで来た

ちなみに周りに観光施設らしきものはありません!飲み物は常備必須です。また、ホテルから秋元湖は高低差がかなりあって、行きはいいんですが帰りがわりと地獄でした。秋元湖の景気は最高だったけど、ゆるふわサイクリングするコースじゃなかった…笑

せめて電動自転車だったら…

行きの倍は時間がかかると思っておいたほうが良いね

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なんとか宿にたどり着き、カフェで一休み。カフェもホテル館内にあります。アスパラドッグが気になったけど、とにかく喉が渇いていたのでキンキンに冷えたアイスコーヒーを頼みます!

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山塩コーヒーというのを頼みました。裏磐梯に湧き出ている温泉から採れる塩を使ったコーヒーだそうで、お砂糖を入れて甘じょっぱく飲めました。運動のあとにもピッタリ!

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ここもわりと最近改装したのかな。おしゃれ感が出てます。

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近くを散策して帰ってきたあとにお茶するのに良さそうですね。パスタなどのランチメニューもありました。

あまりなじみのなかった裏磐梯、自然豊かで良い場所だった!

秋はもちろん紅葉、冬もワカサギ釣りやスノーシュー五色沼探索も楽しめるらしい。季節を変えてまた行ってみたいな

2020年6月 福島【1/2】「裏磐梯レイクリゾート」泊 東京からバス直通!かけ流し温泉のある高原リゾートホテル

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年6月に裏磐梯レイクリゾートの東京からの往復バス付プランに宿泊したので旅行記にします。

※2023年8月追記 檜原湖遊覧船が2020年に廃止されてしまっていたのですが、その後裏磐梯レイクリゾートが遊覧船を買い取り、事業継続したそうです!裏磐梯の観光を背負って立つホテルですね。また行きたいな。

旅の全行程

裏磐梯レイクリゾートは東京駅から直通往復バス付のプランがある珍しいホテルです。東京からの往復送迎がついて、リーズナブルなお値段だったので宿泊してみました。

【一日目】
東京駅鍛冶橋駐車場~送迎バス~ホテル着~五色沼トレッキング
宿泊:裏磐梯レイクリゾート 五色の森

【二日目】
秋元湖サイクリング~送迎バス~東京駅帰着

導入

裏磐梯とは、福島県にある高原リゾートです。猪苗代湖から見える磐梯山の裏側にあるから裏磐梯。わかりやすい笑

裏磐梯にはリゾートホテルやペンション、キャンプ場が点在していますが、その中で最も規模の大きいホテルが裏磐梯レイクリゾートです。

客室数300越えはビックリ!

やや高めの迎賓館 猫魔離宮とお安めの五色の森の2つの区画に分かれており、建物的には繋がっていますが、入口やロビーは完全に分かれているので別ホテルとして扱われているようです。今回泊まったのは五色の森。迎賓館の方もバス送迎プランがあるみたい。

ちなみに猫魔という名前にものすごく惹かれましたが、猫魔ヶ岳という山が近くにあるんですね。杖持ってハットをかぶった猫が頭に浮かびました。

もしくはねこみみのフードを被った魔導師的なイメージか

バス送迎プラン

東京駅の鍛冶橋駐車場からバスは出発します。鍛冶橋駐車場は東京駅の八重洲口から歩いて5分ほど。目の前にコンビニは無いですが、待合室があり、その中に自販機とかは揃ってました。

バスの時刻は1つのみ。

【往路】8時50分に東京駅出発、13時過ぎにホテル到着

【復路】13時30分にホテル出発、18:30頃に東京駅到着

一泊二日の土日旅とかにピッタリです!途中休憩こみでだいたい4時間ちょっとって感じなのかな。ついてすぐにチェックイン、チェックアウトも13時なので24時間滞在もできてゆったりできます。

24時間滞在って地味にすごい

通常プランにプラス5000円ぐらいで往復バスプランになるのでオトクだね

ラッピングとかはなく完全に普通のバス。どうやら裏磐梯レイクリゾートと東京駅を結ぶ高速路線バスがあるようで、それを利用する形みたい。行きは(たまたま?)ホテルに直行でしたが、帰りは色んなホテルを周ってから帰ったので行きと比べて少し時間がかかってます。

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中は普通の4列シートのバスとして普通に過ごせます。

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途中休憩で那須高原サービスエリアに寄りました。昼食を食べるような時間は無いのでパンを買って車内で食べました。ソフトクリーム食べてる人もいたな。宿に着くのが13時過ぎで、宿の近くに安く食べられる場所もあったのでそのプランでもいいかも。

外観とロビー

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無事到着。

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横にめっちゃでかい。駐車場もめっちゃ広い。客室数300超えはは伊達じゃない。

建物はもともとはバブル期に建てられて、その後星野リゾートとして運営されたこともあることらしく、なかなかの立派さです。山岳リゾート風の見た目で、築年数は結構経っていると思いますが外壁の汚れなども目立たず、かなりしっかりメンテされてる感があります。

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こちらが五色の森の入口。先ほどの写真とセットで見ると建物規模のすごさが伝わる・・・はず。

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ちなみに猫魔離宮の入口は建物の左端の方にありました。写真ではガラス張りっぽい赤い屋根のところです。わざわざ行こうとしないと入口の雰囲気すらわかりません笑

猫魔離宮のロビーもチラ見しとけばよかった

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屋根のくぼみにいくつもツバメの巣があった!

ホテルの人によるとこの時期の恒例みたいですね。せわしなく親ツバメが雛たちにごはんを与えて飛び回っていました。

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入口の雰囲気

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ロビーの雰囲気。中も立派です。

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吹き抜けになっていて解放感ありますね。

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長ーい廊下。横に長いので、部屋運が悪いとお風呂やレストランから距離がでてしまうのがちょっとつらいかも。

客室

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泊まったのは一番安い部屋。けど思ったより広くて驚きました。ビジホに毛が生えたやつとは違う感じです。

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お部屋からは森ビュー!

少し値段をあげると湖ビューになるみたい

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洗面所。バストイレも別でした。お風呂があったのでバスは使わなかったけど…。

プレイスポットとレストラン

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食事は朝夜ともにバイキングです。食事に期待していると肩透かしかもしれませんが、お値段を考えると十分だと思います。

施設のランクと合わせてもう少し食事にも気を遣いたい、という場合は別途ホテル内にフレンチレストランや和食レストランがあるのでそちらのプランが良いかも。特にフレンチレストランは猫魔離宮の方にあるので雰囲気も良さそう。

なお、バイキングですが新しい生活様式にも対応できるよう使い捨ての手袋とマスクを配っていて、それらを装着して料理を取り分けるというスタイルをとっていました。まだ試行錯誤の途中でホテル側も大変そうではありますが、随所に消毒液を用意したり、出来るだけ対策を講じようとしているのが感じ取れ、安心出来ました。

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ホテル内にはプレイスポットもありました。わりと最近改装したみたい?

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なんだかお洒落なダーツバー風になってました。ビリヤードもあった。(プールバー?)

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奥にはいかにもなスポットが!

これは"映え"を意識したやつだ…!

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夜になるとさらに映えます

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軽くお酒を飲みました。コンビニなどはホテルから歩ける距離になく夜になると周りもまっくらなので、ホテル内の施設が充実してるのはいいですね!

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カラオケもありました。

温泉

さて、このホテルを選んだ理由として一番大きかったのはやっぱりかけ流しの温泉が付いていること。

この手の大規模ホテルにしては珍しく、大浴場の一部の浴槽と露天風呂がかけ流しにされており、湯も黄土色の濁り湯といかにも温泉らしいです。この手の色だと金気臭がするタイプかと思ったら、無色透明系の僅かに香りがするものでした。

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時節柄、大浴場の方は空いてました。男性の方はチェックイン後しばらくは誰もいない時間もあったそうで写真を撮ってきてもらいました。

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檜原湖(ひばらこ)を望む景色のいい露天風呂です。女性の方は景色はここまで良くないですが、木製の屋根と森に囲まれた雰囲気のいい露天風呂でした。

大浴場には男性にはドライサウナ、女性にはスチームサウナがついているのも良いですね!

しかし、空いていたのは本当にチェックインしてすぐの時間だけで、夕方や夜になると一気に露天風呂に人が増えました。大浴場自体は大きく、全体としては混んでいないのですが露天風呂に人が集中してしまっている感じ。雰囲気が良いし気持ちはわかる…。

確かに客室数300オーバーと考えると露天風呂のサイズ的には少しもの足りないのかもしれません。かけ流しと両立しようとすると大きくはできないのかも。

露天風呂を楽しむならチェックインすぐか、早朝がおすすめです。

お値段も安かったのであまり期待していなかったけど、十分満足できた!温泉好きにもおすすめできるホテル。

往復バスプランがある宿、もっと増えたらいいのにね

次の記事ではホテル周辺の観光、五色沼トレッキングと秋元湖へのサイクリングを振り返ります!

2016年7月 山梨「下部温泉 湯元ホテル」泊 ぬる湯が良い温泉地と忍野八海や久遠寺などの山梨名所旅

こんにちは、しろいるかです
今回は2016年7月に山梨県旅行の思い出を振り返ります。

旅の全工程

【一日目】
河口湖~鳴沢氷穴下部温泉
宿泊:下部温泉 湯元ホテル

【二日目】
久遠寺忍野八海

河口湖

富士山周辺の湖の一つ、河口湖。未だに山中湖との区別がついていません。湖の周りには山梨名物ほうとうが食べられるレストランだったり、お洒落なペンションやカフェが立ち並ぶ観光エリアです。

例年6月から7月にかけて河口湖ハーブフェスティバルを河口湖湖畔にある大石公園という場所でやっていたので行ってみました。

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時期的にはラベンダーが咲き誇っていました!屋台なんかも出ていて賑やかな感じ。

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本当は湖越しに富士山の雄姿が拝めるはずなのですが、ものすごくどんよりしていました…

晴れていれば、ラベンダーの香りに包まれながら富士山を眺める良い景勝地だったと思います。

天気は重要だね

富士山が見えるか見えないかで大きく気分が左右されそう

鳴沢氷穴

富士山麓には2か所、観光地化された洞穴があります。どちらも経営会社は同じようで、ホームページを見てみると富岳氷穴は比較的内部が広く、起伏のなだらかな横穴型、鳴沢氷穴は内部が狭く高低差の激しい竪穴型ということで、楽しそうな鳴沢氷穴の方へ行ってみることにしました。

河口湖から車で30分もかからない距離にあります。

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入口はこんな感じ。階段がしっかり整備されています。

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めっちゃぶれてる…。内部は結構狭くてしゃがんで通る場所もありなかなか楽しいです。

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辛うじて氷が残ってた!年によっては高さ3mを越える氷柱が生成されることもあるそうです。(ホームページより)

春が一番氷柱が成長しているみたい時期らしい

夏場は氷柱はあんまり無さそうだけど、内部は涼しくて気持ちいいのでやっぱり夏向きの観光地かな?

宿泊:下部温泉 湯元ホテル

鳴沢氷穴から車で1時間ほどで下部温泉(しもべおんせん)に到着です。

下部温泉は、山間の静かな温泉地。武田信玄隠し湯の一つとも言われ、源泉温度が30度ほどのぬる湯のかけ流しが楽しめることが特徴です。

最寄り駅として下部温泉という温泉の名前を冠した駅があり公共交通機関でも行くことが可能ですが、駅から温泉街までは徒歩で20分ほどの距離があります。

また、駅前には数軒のお土産物屋さんや定食屋さんがありましたが、コンビニなどは無いので公共交通機関利用の場合は注意が必要かもしれません。

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駅から車で数分、温泉街の中心を貫く川に架かる橋があるエリアです。下部温泉の写真はここがよく使われているみたいですね。

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川に沿って温泉宿が建っている感じ。温泉街自体は狭く、この一角だけですが、小規模から中規模の旅館が密集しています。コンビニは無いですがお酒屋さんやお土産物屋さんがあったので、旅館の部屋にこもる際の買い出しはできそう。

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メインストリート。これはなかなか鄙びた温泉街ですね。味があるので好きな人は好きそう。

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本日宿泊するのは下部温泉 湯元ホテルです。カラフルなひさしがお出迎えしてくれます。

建物自体はなかなか老朽化してます。ロビーは割と整っていますが、使っていない廊下などにモノが置かれていたり、ちょっと雑然とした感はありました。気になる人は気になるかも。使われる場所はきっちりと清掃されているので問題はありません。

お風呂は大浴場が男女別にありましたが、露天風呂はなし。しかし、豊富なぬる湯の源泉かけ流しを楽しむことが出来ます。浴槽からお湯が常にあふれ出ていました。

ぬる湯と言いつつ、いざ入るとぬるいを通り越して普通に冷たいんですが、最初さえ乗り越えればだんだん体が慣れてきて気持ちよくなってきます。加温した浴槽とセットで用意されているので、ぬる湯に浸かり続けるもよし、交互浴するのも良しです!

サウナと水風呂を交互に入ったときに得られるような、ととのった感覚に近いかもしれません。ただこっちはどちらも無理のない温度なのである意味ずっと入っていられます。

ちなみに食事は一般的な旅館料理でした。

朝夕付きで一泊8,000円ほどのお値段。湯元ホテルと名乗るだけあり、湯量豊富なかけ流しが楽しめる一方、露天風呂は無く宿全体の老朽化も気になる点なので、人によって向き不向きが分かれるお宿な気がします。個人的にはぬる湯は気持ちよくて、お値段も手ごろなので温泉好きの人にとってはアリだと思いました。

交互浴の気持ちよさに目覚めた サウナ好きとは親和性が高いかも

これより冷たいと水風呂みたいになってしまうし、絶妙な温度で掛け流されているのはすごいね

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身延山久遠寺(みのぶさん くおんじ)

下部温泉から車で20分ほどで久遠寺に到着します。こちらは日蓮宗の総本山。各宗教の総本山って歴史の授業で覚えたので教科書の中の存在でした。

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駐車場から本堂までは高低差があるので、足の不自由な参拝者の方のためにケーブルカーが設置されていました。さすが総本山。

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周りは樹々に囲まれた、山の中です。

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駐車場は既にある程度の高さにあるため、本堂まで行くのにこの階段は通る必要はないですが、門前町から歩いて登る場合はこの階段を使うことになります。上から眺めただけでつらそう…

階段はスルーしたので、ちょっとズルしてしまった気分

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さすが総本山、本堂は京都の有名なお寺に負けず劣らずの荘厳さです。五重塔もあるし周りには塔頭もたくさんあり、久遠寺周辺だけでひとつの集落を形成しているようです。

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これほどの山の中に敢えて総本山があるのってやっぱり修行のためとかなのかな?

総本山巡りをするのも楽しそう

忍野八海

久遠寺から初日に観光した河口湖の方に向かって1時間半ほど。山梨でたぶん一番観光地らしい観光地。忍野八海に寄ってみた。

ここは富士山のふもとで、霊峰富士からの湧水の流れる小川や池、昔ながらの風景が広がる場所です。池の周りにお土産物屋さんやレストランなどが点在していて観光地感があります。ちなみに、富士山が世界遺産登録された際の構成遺産のひとつとして登録されているそうです。ってことはここも世界遺産ですね!

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こんな感じの雰囲気。池の水はかなり透明度が高く、底もかるがる見えます。

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周りにはのどかな小川が流れています。こちらも富士山の湧水で、見ているだけで涼しい!(実際には7月だったけど日差しが強くて暑かった記憶…)

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光の屈折か、青く輝いて見えます。

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こちらは池全体が青く見えます、これはきれい!

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最初は晴れていたけどだんだん曇ってきた。

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お腹を空かせた鯉もたくさんいました。パンを持ってると楽しめるかも。

そういえば山梨と言えばフルーツだけど、この旅では食べなかったことに気づいた

フルーツ狩りとかワイナリー巡りとかに今度は行きたいね

2016年7月 千葉「銀鱗荘ことぶき」泊 千倉の夏祭りにも遭遇! マザー牧場と養老渓谷で初夏を楽しんだ旅

こんにちは、しろいるかです
2016年7月に千葉の房総半島を巡った旅。偶然にも夏祭りに遭遇した楽しい旅行でした。

※2023年8月追記 銀鱗荘ことぶきは展望風呂がオープンしていたり、客室露天付きのお部屋が増えていたりするみたい。お料理が美味しかったしまた行きたいな。

旅の全工程

マザー牧場と養老牧場で自然を楽しむ一泊二日の旅です。

【一日目】
マザー牧場~道の駅とみうら~千倉温泉
宿泊:銀鱗荘ことぶき

【二日目】
養老渓谷~道の駅保田小学校

マザー牧場

これより広い観光牧場ってなかなかないレベルで充実しているマザー牧場。関東近郊だと那須千本松牧場とかも有名な観光牧場ですが、こちらの方が地形の高低差なんかもあって好きな牧場です。

さすがに北海道とかと比べると勝てないけど、関東圏では最強だと思う

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天気がちょっとイマイチだったけど、バーベキューテラスでジンギスカンを食べました。

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バーベキューテラスからの眺め。遠くには桃色吐息と銘打ったペチュニアの花畑が見えます。7月上旬から9月中旬まで見ごろらしいので息が長いですね。

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近くまでいくとこんな感じ。スタジアムのような、すり鉢状の地形にペチュニアがたくさん咲いています!

写真だとちょっとわかりにくいけど、地形の関係から視界の大部分がピンク色になるので結構いい感じ

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シープショーを見ました。羊の毛刈りを行った後、最後に多種多様な羊さんたちがお立ち台に集まって、自由に写真を撮ることが出来ます。

なんとなく全部作り物っぽく見えますが本物です!

このあとはふれあい牧場に行きます。ミニ動物園みたいなところ。

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伸びたうさぎ

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あひる三兄弟

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伸びたカピバラ

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伸びたみにぶた

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水浴びカピバラ

だいたいみんな伸びてる

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ヒルの大行進というイベント。ぜひ最前列を陣取ると走り回るアヒルを間近で眺められます。油断していると足を踏まれそうなぐらいです笑

色々なイベントやショーのタイムスケジュールが組まれているので、時間を見て最初にどこを周るか決めるのがよいですね。

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これはまた別に訪れた際の写真です。高台からきれいな夕日が眺められました。

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夏の時期はひまわりも咲いていて素敵です。マザー牧場は定期的に来ちゃいますね。

8月はサマーナイトファームが開催されて、小さ目だけど打ち上げ花火大会が毎週行われるのもいい!

2020年も行なわれているみたい。軒並み各地の花火大会が中止になるなか、貴重な花火大会ですね。

道の駅とみうら 枇杷倶楽部

マザー牧場から南、館山の方に高速を走って40分ほどで道の駅とみうらに到着です。千葉県は枇杷の生産量が日本第二位(一位は長崎県)で、枇杷ソフトをはじめとした枇杷グルメやおみやげが楽しめるコンセプトがはっきりしている道の駅。

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オープンカフェが道の駅とは思えないほど落ち着く雰囲気で良い!里山の風景を眺めながら枇杷ソフトや枇杷カレー、枇杷ジュースを楽しめます。枇杷ソフトはスッキリしていて夏にピッタリでオススメです!

宿泊:銀鱗荘ことぶき

道の駅とみうらから房総半島を横断する形で30分ほどで千倉温泉に到着です。といっても温泉街らしいものはないです。

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本日のお宿は銀鱗荘ことぶき。正直外観は民宿のような感じなんですが、中はフルリノベされていてとても清潔でおしゃれ。

出典:旅色

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私たちが泊まった部屋と同じ間取り・・・と思う。

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こちらはお料理が評判のお宿ですが、評判に違わず新鮮なお魚中心の料理をいただけました。特にお刺身やお寿司等の新鮮さがすごい!じゃらんのクチコミなどでも2020年現在でも評価はほぼ満点で、それ以外の項目も高評価されていました。

お部屋もきれいで、お風呂も鉱泉の循環なので温泉感はほとんどありませんが、塩素臭もほとんどなく清潔でした。お料理を目的にしていれば間違いないと思います。

2018年には貸切の屋上露天も開設されたみたいですね。また泊まりに行きたいな!

房総半島はお魚が美味しい!

千倉のまつり

宿に着くまでの道に交通規制がかかっていたり、浴衣姿の人が多かったりと、どうも街全体に広がるお祭りの気配・・・。

お宿の人に聞いてみたところ、ちょうど千倉の夏祭り(ちくらんまっち)というお祭りの日だったのでした。毎年7月の第二土曜日・日曜日に開かれているようです。

とても大きなお祭りで、十基を超える神輿が町中を練り歩き、屋台なども多く出典されている南房総最大規模のお祭りだったみたい。運がいい!

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夜ご飯を食べて一息ついてから、お祭りの中心地に向かいます。ここはお宿の目の前のメインストリート。

街中は提燈でライトアップされていますが、既に神輿は中心地に移動しているみたいでした。賑やかな音のする方に歩いて行ってみると…

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神輿だ~!

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ワッショイワッショイ

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屋台もたくさんあってお祭り感たっぷり!

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知らない土地のおまつりってなんかいいですね。別に地元の人と交流とかしたわけではなく、ただ遠巻きに人々が神輿をかつぐのを見ていただけですけど、奇妙な一体感と、郷愁を感じられました。

夏の夜のお祭りは心躍るね

なぜか小さい頃を思い出す

養老渓谷(滝めぐりコース)

さて、翌朝はまだ祭りの熱気が冷めやらぬ雰囲気だったので名残惜しかったですが、涼を求めて養老渓谷へ。養老渓谷の養老川に沿って6つの滝を巡るハイキングコースを歩きました。片道2Kmだったかな。コースの片側に車を停めて、帰りはバスに乗って帰った気がします。

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こんな感じの小さ目の滝が6つ出てきます。

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渓流沿いの道がハイキングコースです。基本的には平たんな道ですが、たまに飛び石のような場所を渡っていくので歩く速度も遅くなり、意外に2Kmは距離がありました。

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気持ちのいい場所です。ただ川の水は清流!というほどではないかも。

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ハイキングコースの上流側の入口には一番大きな滝と、沢遊びのできそうな場所が広がっていました。子ども連れとかだとここで楽しむのがよさそう。

ハイキングコース中は途中離脱する場所とか、飲み物売ってる場所などはもちろん無いので暑い日は準備を忘れずに!

道の駅 保田小学校

さて、旅の終わりに2016年当時に出来て話題のスポットだった道の駅 保田小学校に寄って帰りました。

こちらは廃校となった保田小学校を再利用して作られた道の駅で、なんと小学校に泊まることも出来るんだそうな。

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いうほど外観では小学校感はなくなってます。

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右側の建物は元体育館らしい。今は物産館になってます。

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小学校の1階部分はレストランとかが入っていました。学校の椅子がそのまま使われていたりしてちょっと面白い。

2階部分とかが宿泊できる場所みたいですね!

房総半島は観光地に溢れた場所だった

アクアラインでスムーズに行けるのも良いね

2016年5月 瀬戸内【5/5】「小豆島国際ホテル」泊 高松港から男木島(猫島)観光、小豆島を経由して姫路城へ!

こんにちは、しろいるかです
2016年5月の瀬戸内旅行、最後は広島の竹原、男木島、小豆島を巡って最後に姫路城を観光しました。

瀬戸内旅行:大阪から北九州へのフェリー旅の記事はこちら

瀬戸内旅行:山口県観光の記事はこちら

瀬戸内旅行:瀬戸内の島々観光の記事はこちら

瀬戸内旅行:うさぎの島、大久野島の記事はこちら

竹原の街並み

広島県にある重要伝統的建造物群保存地域に指定されている街並みが見られる観光地です。有名なのはNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」のモデルになった竹鶴酒造の創業者の生家が残されています。見たことが無いので詳しくはわからなかったけど道すがら寄ってみました。

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こんな感じの素敵な街並み。

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これが竹鶴酒造。何故か全景を撮っていなかった…

マッサンを見ていないと魅力は半減かも

男木島(猫島)

竹原を見た後はそのまま岡山方面に向かい、途中で瀬戸大橋を渡って香川県へ。瀬戸大橋の写真はない!

猫島というと全国わりとあったりしますが、その中のひとつ、香川県高松港から行くことのできる男木島に行きました。

アクセスもわりとよく、JR高松駅から徒歩数分の高松港からフェリーで40分ほどで到着です。島には商店などはほとんどなく、基本的には島ののどかな風景の中で猫と戯れるだけです。フェリーは2時間に1本なので、ちょうど島で2時間過ごして次の便で帰る感じがベスト。

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狭い路地にねこがいっぱい!

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屋根の上にもねこ!

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これが猫玉か…!

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青い海とのどかな島の集落とねこ!

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下に見えるのがフェリー乗り場。こちらの瀬戸内国際芸術祭の折にアートな船着き場が作られたそう。

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バイクの下にもねこ。

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目を合わせてくれなかった・・・

小豆島

さて、男木島から高松港に戻り、そこから小豆島に渡ります。

瀬戸内の島めぐり、最後の島は小豆島。瀬戸内海の島の中では淡路島に次いで2番目に大きいのですが、ちょうど香川県兵庫県の真ん中のあたりに位置していて、船でないと行けない島です。

オリーブや醤油が名産で、寒霞渓(かんかけい)という景勝地や映画のセットが残る映画村もあったりします。今回は行かなかったけど。

エンジェルロード

干潮のときだけ離れ小島に繋がる砂浜の道ができる!というやつ。

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ちょうど干潮時にあたりました。確かにいい感じで道が出来てる!

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砂浜に降りてみると人でごったがえしてました。

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エンジェルロードの根本に建つホテル、小豆島国際ホテルに泊まりました。最初の1枚は実はお部屋からの写真です。

砂浜に降り立つよりも全景を眺めた方が雰囲気あるかも

宿泊:小豆島国際ホテル

小豆島の中でたぶん一番大きなホテル。近代的な設備も揃い、温泉大浴場も備えていました。

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フロント。

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フロントからは海が眺められます。

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お部屋は普通のお部屋だった気がするけど、エンジェルロードが窓から見えてよかったです。

ご飯やお風呂はまぁ普通だけど、清潔感溢れる良い意味で離島らしからぬホテルだった!

土庄本町(迷路のまち)

小豆島も瀬戸内国際芸術祭の舞台なのですが、その中で迷路のまちと呼ばれていた土庄本町エリアに、民家を利用したアート作品がいくつかありました。街歩きをしながらちょっとアートに触れてみることにします。

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特に衝撃を受けたのがこれ。現在は残念ながら既に無くなってしまっているようですが、古いタバコ屋の入口をくぐると生活感溢れる民家に繋がっていて、その中を探検する体験型アートなのですが、内部の構造がとにかく歪なんです。

言葉での説明が難しいのですが、居間の扉を開けると突然お風呂場に繋がっていたり、タンスを開けると隣の部屋への入口になっていたり、家の構造がぐちゃぐちゃ。一方で生活用品などはまるでついさっきまで人が住んでいたような生活感漂う配置がなされていて、面白いと同時に世にも奇妙な物語の世界に入ってしまったようなホラー感も少し味わえる不思議な体験型アート作品でした。

是非おすすめ・・・と言いたいけど今はもう無さそうなのが残念

ちなみに、2020年現在、残されているアート作品は1作品だけみたい。

こちらも見た目は完全に普通の民家なのに、中は洞窟のような作りになっていてギャップが楽しめる体験型アート作品です。

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瀬戸内国際芸術祭のアート作品は見るだけじゃなく体験できるものが多いのがいいね

中心地の直島や豊島のほうはもっと沢山アート作品があってアートに興味が無くても楽しめる感じ

この土庄本町が迷路のまちと呼ばれているのは瀬戸内国際芸術祭が始まる前からだそうで、海賊の侵入などを阻むためにあえて複雑な構造にされているんだとか。

車の入れない狭い路地で、区画整理もされていないので確かに地図を見ながらでないと迷いそうで街歩きも楽しいものでした。

地区の真ん中に目立つ三重塔があるので、そこを目指して歩きます。

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誓願の塔と呼ばれているらしい。小高い丘の上なので見晴らしもよく、吹き抜ける風が気持ちよかったです。

福田港

小豆島は南北に港がありますが、基本的に南の方に観光地などは集まっています。ただし姫路方面のフェリーは北側の福田港からしか出ていないため、島の外周をぐるっと回りながら北に向かいます。

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船の名前がおりいぶ丸。さすがオリーブの島。

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小さな港でしたが、姫路港と繋がっているだけありフェリーで姫路に渡る車も多く賑やかでした。姫路港までは約1時間40分ほどですが、姫路港からJR姫路駅まではバスで40分ほどかかり、ほぼ満員の状態で立ちっぱなしがツラかった。

姫路城

言わずと知れた国宝、そして世界遺産である姫路城はJR姫路駅から徒歩10分ほどの距離にあります。

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他の城と比べるとかなり白い!どうやら2009年から2015年まで平成の大修理を行っていたようで、当時は修復が終わってすぐの姿、まさに白鷺城の異名の通りでした。

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姫路城が他の城と違うのは、遺構の数と規模がすごい!天守閣が残っているのはもちろんのこと、そこまでに至る何重もの石垣や門が残っていて、当時の面影を感じ取れます。

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門をくぐるたびに城に近づいていきます。

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あと少し!

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お城の中にも入れて、最上階からは姫路の町が一望できます。

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立派なお城だった。姫路城は数ある城の中で世界遺産になっているだけはあり、城好きでなくとも是非行っておきたい

他の名城巡りをしたくなるね

色々と行き過ぎて改めて振り返って色々なところに行っていたなと感じました。旅の記録は残しておくとやっぱりいいですね!

2016年5月 瀬戸内【4/5】「休暇村 大久野島」泊 うさぎの島で癒され旅 野菜を持ち込んで楽しもう!

こんにちは、しろいるかです
2016年5月の瀬戸内旅行、うさぎで有名な大久野島に行きます。

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※2023年8月追記 休暇村 大久野島は夕食・朝食ブッフェがリニューアルされたみたいです。地元食材がいっぱい食べられそうで、またうさぎに会いに行きたい。

大久野島へのアクセス

大久野島は、しまなみ海道の近くにある小さな島。

前の記事の瀬戸内の島々を巡ったときに作った地図を再掲してみます。

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大久野島へは陸路ではたどり着けず、本州側にある忠海大三島にある盛港のどちらかからのアクセスになります。どちらも大三島フェリーという会社が運行しており、大久野島を経由して反対側に抜けることも可能です。本数はどちらの港からでも1時間に1本ぐらいの間隔なので、融通は利きます。

また、島内の移動手段は徒歩か自転車。フェリーには車も乗せることができますが、島についたら港の入口にある駐車場に置ていくことになります。

大久野島の歴史

大久野島には暗い歴史があります。第二次世界大戦終戦までの間、この島で毒ガス製造がなされていたという内容です。細かくは割愛しますが、少し調べるとすぐまとまった情報が出てくると思います。

が、それも昔の話。その後島は国民休暇村が出来てレジャースポットとなり、1970年頃には地元の小学校が放したうさぎが野生化し、島内で大繁殖したことからうさぎの島として今では世界的にも有名になったというなんとも数奇な運命をたどっている島です。

過去に毒ガス製造の現場でもあったことから島内の汚染なども気になりましたが、2009年の広島県の調査だと基準値を超えるような値は検出されず、今は安全な島と言って良さそう。

大久野島の見どころ

そんな大久野島ですが、見どころはなんといってもうさぎです。島内の至る所にうさぎがおり、それこそ何も考えずに歩くとうさぎを踏んづけそうになるぐらいうさぎだらけです。

また、うさぎに混じって戦時中の要塞や工場等の遺構が一部残されており、ある意味それも見どころかもしれません。

なお、大久野島の施設は休暇村大久野島のみで、民家も無ければお店もありません。キャンプなども出来ないので、日帰りの場合は基本的にはフェリーの時間までの滞在となります。時期にもよりますが、ゴールデンウィークだったこともあり、日中帯はものすごく人がおり、うさぎたちも少し落ち着かない様子。

日帰りの人がいなくなり、休暇村宿泊者だけになる夕方以降はうさぎたちものんびりとくつろぎ始め、また違った島の雰囲気が楽しめます。休暇村の施設自体に特筆するところはありませんが、是非宿泊をおすすめしたいです!

大久野島に絶対持っていくべきアイテム

食べ物!といっても人間用のそれではなく、うさぎ用のものです。

注意点が一つあって、島内のうさぎには餌やりが禁止されているわけではないものの、お菓子やパンはあげてはいけません。(のどに詰まっちゃうからだとか)忠海港にはうさぎのエサも売っていたので、そういうものでも良いのですが、私のお薦めは野菜です。

とくに、手で持ってあげられてうさぎにかじられる感覚が楽しめるにんじんと、葉っぱをちぎって手に持ってあげてもよし、丸ごと転がしてうさぎが群がる姿を楽しむもよしのキャベツが個人的にはおすすめ。

大三島のスーパーとかで調達しておくとよさげ!

分量としてはだいたいにんじん2本とキャベツ1玉で十分楽しめる。

宿泊:休暇村大久野島

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建物の外観はだいぶ年期が入ってましたが、内装はキレイでした。大浴場はあったけど露天風呂はなし。一応温泉ではあるみたい。

ご飯はバイキング形式でそこそこだった気がする。離島の宿として泊まる分には十分な感じです!

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施設的には結構大きく、宿の前の芝生広場も広くて整備されており、どことなくリゾート感まであります。

大久野島の歩き方

出典:休暇村大久野島

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大久野島はウォーキングコースが整備されていて、歩いて(もしくは休暇村で自転車を借りて)島内を一周できます。うさぎと触れ合ったり、点在する遺構を眺めたり。

所用時間は1時間ちょっととホームページには書いてありますが、道中うさぎに時間を取られること必至なので倍の時間は見た方がいいです笑

大久野島の風景や遺構

うさぎ写真の前に遺構の写真を。主目的ではなかったですが、意外に見応えがあります。

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毒ガス貯蔵庫だったらしいモノ。その大きさに圧倒されます。年月が経って苔むしているところがなんとも寂寥感を覚えますね・・・。

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施設は海沿いにあります、夕日に照らされた姿がまた映えます。廃墟マニアにとっても楽しい島かも。

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海岸沿いの散歩道は歩いていて気持ちがいいです。

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こちらは要塞跡に続くトンネル。ちなみに廃墟だろうと関係なくうさぎがいます笑

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猿島とか、友ヶ島に似ているかも。

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これも廃墟、ではなく現役の施設!大久野島は隣の島との距離も近いので、大きな送電塔で直接電力供給されているんですね。

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本州は目と鼻の先です。

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じゃあ昔はどうしてたかというと、その答え、発電所跡です。ちょっと不気味ですが廃墟感あっていいですね…。

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高台からは夕日がきれいに見えます。

うさぎと触れ合う!

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もふもふしてる!

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にんじんをたべる!

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きゃべつもたべる

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なかよくたべる!

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とりあいもする!

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たそがれる!

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ねそべる

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こかげでやすむ!

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とおせんぼもする

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にんじんにむらがる!

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きゃべつにもむらがる

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とびはねる!

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みみもおりたたむ!

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意外に夜も活動する・・・

 

かわいすぎて反則

数も多くて他の人との取り合いにもならないし、適度にお腹を空かせていて食いつきも良いし、これは楽しめるわ…

次は猫島と小豆島を目指します。